左右の手を振って
元気に散歩をすると、
きっと、肩凝りも治るのでしょうが、
我らの散歩は手を触れません。
左手でハーネスを持って
なければいけません。
それで、何だか左の肩が
こりこりです。
先日、もみもみさんに会ったので
ちょっと診察がてら、
もみもみしてもらいました。
筋張ってるねと和らげてくれました。
血圧があがるのも
この肩凝りのせいも有ります。
立ち止まって
時々両手をぶん回しましょう。!!
左右の手を振って
元気に散歩をすると、
きっと、肩凝りも治るのでしょうが、
我らの散歩は手を触れません。
左手でハーネスを持って
なければいけません。
それで、何だか左の肩が
こりこりです。
先日、もみもみさんに会ったので
ちょっと診察がてら、
もみもみしてもらいました。
筋張ってるねと和らげてくれました。
血圧があがるのも
この肩凝りのせいも有ります。
立ち止まって
時々両手をぶん回しましょう。!!
つまづいたりするとま逆さまに落ちて仕舞いそう。
恐怖の階段をじわじわ降りて行きます。
「あっ、トレイス君 グッドです」
今日のトレイス君、ワン吉の様子をみながら、
丁寧に一段、一段 確実に下ろしてくれます。
途中から、緩やかだという事で裏階段に廻ります。
裏階段は緩やかですが、ランダムな階段です。
我ら見え無い者は、それもそれで大変です。
足でさぐりさぐり、おっかなびっくりで降りて行きます。
こちらでもトレイス君、とてもグッドです。
段差、段差で丁寧に止まって教えてくれます。
いつもの、ちょっとせっかちなトレイス君ではありません。
さっきの本堂でのお祈りが利いたのでしょうか???
厄をおとし、命を落とさず無事参拝を終えます。
お寺の直ぐ近くが道の駅です。
道の駅で昼ご飯を食べ、お土産を買います。
食堂に入ろうとすると「動物はこまります」と、
入り口でトレイス君は拒否されます。
「盲導犬なんですが」と、言っても
「毛が散るし」と、聞き入れてくれません。
如何したものだろうと、悲しくなりますね。
一難去って、また一難です。
仲間の皆さんはもう中に入ってしまってます。
そこに、その店の女主人が出てきて、
「隅の席で」と、無事案内してもらえます。
何とか昼ご飯に有りつけます。
道の駅には、足湯が在ります。
「うーん、気持ちがいい」
帰りの列車の時間までの暫く、
足湯に浸かり、階段で張った足を癒します。
地元の会員のTさんから、名物の干物を頂き
心も体もほんわかで、列車の人と成ります
これで絵費ツアーとおまけを終わります。
5・海老ツアーのおまけ 薬王寺
33のおんな厄の階段が終わると、
42の男厄の階段が始ります。
階段はとても急で、沢山のお参りの人が有るのでしょう。
「わっ、!」うっかりすると滑りそう、
石造りなのに真ん中辺りがかなり窪んでいます。
鉄の手摺に掴まって上ります。
「あれっ!」 誰か諦めた人も居ますね。
42の階段が終わると、本堂があります。
お線香を上げたり、お賽銭を投げたりして参拝です。
誰かが上手に般若心経を唱えています。
年の数だけ鐘を鳴らして厄も落とします。誰かが
都市の数があまりに多く、途中で混乱しています。
ワン吉はトレイス君の変わりに3つ鐘をならして、
厄を落として、お守りを買って上げます。
それから61の厄の階段がはじまるのです。
でも、それを上ると、下りる時に、
厄を落とす前に命を落とす。と、言われ
我らは諦め会談を下りる事にします。
「あっ!桃の花が咲いている」と、
大きな歓声を上げます。
薄い色の花が、
ほんのり香りを立てて咲いてます。
これは桃ではなくって桜ん坊の花ですね。
今日の澄み渡った青い空に
春らしい優しさで見えてます。
下り階段は恐いです。
「トレイス君 ゆっくりだよ」と、
恐る恐る、一段、一段足で探って
降りて行きます。つづく
朝の新鮮な光がさして、キラキラ輝いている
日和佐海岸に到着です。
夏は海亀の産卵で有名ですね。
西に形の良い小島で囲まれた入り江の
とても美しい海岸です。
波打ち際まで降りて、波と戯れながら散策です。
トレイス君にドッグランさせたいけど、
海水浴まで楽しんでは困ります。
細かい砂に足跡を付けながらの
二人並んでの散歩のみで我慢です。
静かな波です。「引き潮だね」と、言ってましたが、
写真撮影に夢中に成っていたMさんの足元に
ざぶ〜んと大きな波が押し寄せて、
「あっ!危ない」、波に掬われそう
えっ!満ち潮ですか?どんどん波が迫ってきます。
波に追いかけられるようにして海岸をあとに
薬王寺に向かいます。厄除けで有名ですね。
「さぁさぁ厄をおとしましょう」
でも、見上げると急な階段が続いて、
山門から切り立つような山の斜面に
上に上にと、お堂が重なり見え、
ちょっと腰が引けます.。が、厄は避けたい!!
まずは「おんな厄」の33階段、急な階段です。
沢山の人が落として行った厄の一円玉が
階段脇に置かれています。
「ひろっちゃ駄目よ」と、言われます。
朝御飯にも豪華 伊勢海老の味噌汁がつきます。
朝の味噌汁は美味しーいです。
まして伊勢海老の頭が入った出汁です。
あっ!そうだ僕は甲殻類アレルギーです。
特に海老、蟹は駄目なんで,
食べると、食べてる間に、下唇が張れあがったり、
腕や胸の柔かい所の皮膚に赤い発疹が出来るのです。
でも、昨夜から海老尽くしの料理ですが、
唇も腫れず、湿疹もでませんね。
そう言えば、このところ蕁麻疹は出てません。
美味しい物食べたさにアレルギーは治ってます。
今日、日曜日は晴天です。
朝食後、朝日の差し込む部屋で、
波の音など聞きながらのんびりです。
トレイス君は良く似たぽっちゃり体型のセーちゃんに
遊んでもらってご満悦!!
じゃれあったあとは、膝枕で甘えます。
ねこじゃらしり意地悪をするじぃじぃにはそっぽです。
さぁ、観光煮出発。
此方の会員さんのご家族が車を出してくれてます。
気持ち良い日差しですが、風は凄く冷たい日です。
「太ってるね」と、トレイス君は誰かに言われてます。
何も食べさせてもらっていないのに
そんな事を言われて、トレイス君はしょんぼりです。
でも、「立派になった」
「一段と男前があがったね」と、褒め言葉も多いです。
相ですね。ちょっと太目の方が逞しくって良いでしょう。と
トレイス君は胸を張って意気を上げます。
民宿での交流会は初めてです。
ホテルや温泉と違って、大浴場は在りません。
「六人は無理だよー」と言ってましたが。
今夜は何だか冬に逆戻りで冷えて。
湯船にたっぷり浸からないと温まらないですね。
ざぶんざぶんと、とうとう全員湯船に飛び込んで
狭いお風呂に芋洗い状態で入ります。
湯船の脇の窓からは海面が広がって、
まるで海に浮かんでいるように癒されます!!
民宿はお風呂も狭ければ、お部屋もせまいですね。
膝を突き合わせて深夜までの2次会は
じぃじぃさんの女性問題で大盛り上がり、
大阪での医療講演にじぃじぃは、
とびっきりの美女と現れたのだそうです。
「誰か知りませんか?」、なぞの美女を捜しています。
髪が長くって、すらっとした40歳ぐらいの・・
そんな話しをグだグだと繰り返しては
ワインをごっくん,ごっくんしているものですから、
どこかの財務大臣状態のぐでんぐでん、
トレイス君はあきれ果てて、「馬鹿じゃないの」と、
大きなアクビを一つして、早々に寝て仕舞います。つづく
白く透明な実が輝く伊勢海老のお造り、
こりこり歯ごたえのアワビが添えられています。
焼きはまぐりとサザエの壷焼き、
蒸し海老に海老ふらい、
魚のお刺身盛り合わせ、
次々と料理が運ばれてきます。
「わーっ!山海の珍味」と、誰かが奇声を上げます。
えっ!どこに山の珍味が在ります??
土曜日に徳島の南の海辺の町に
海老ツアー 総勢20名で参加です。
あまりのご馳走に皆さん大興奮!!。
海辺の民宿なので新鮮な海の幸づくしです。
決して、山の幸は在りませんが。
最後の〆は卓上コンロで良い匂いをさせて
炊き上がった炊き込みご飯と、
先ほどの伊勢えびの頭の味噌汁
満腹で「もう食べられない」と、言ってましたが、
炊き込みの最後のオコゲが美味しいと、
お釜の底まで食べて仕舞います。
トレイス君はご馳走が並ぶお膳の隣りで
ステイですが、
次々 運ばれてくる料理に興味深々、
起き上がってきて「何食べてるの」と、
覗き込みます。
「何でも無いよ」と、
トレイス君に目隠ですが、
鼻の利くトレイス君は全部知っているでしょうね。
「ご免ね」と、心で謝りつつ、
浅ましくご馳走をむさぼりつくします。