月別アーカイブ: 2009年2月

階段物語ー1

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「階段ですよ」と、介助者と歩いていると
階段の手前で教えてくれます。
建物に入って直ぐに階段の時があります。
階段と聞くと、脳が上り階段をイメージして、
足を高く上げて、登りに具えます。
「お、と、と、と」、其処は下り階段です。
上げた足が行き場を失って、前につんのめり
後から引っ張ってもらわなければ
そんまま階段を転げ落ちて仕舞ったでしょう。
それはお店なんかの時に応報にしてありますね。

この写真は最近できた道の所に在ります。
あたらしい道路に削られ畦が無くなって、
急遽こしらえたのでしょう。
何だか舞台装置の、大して意味の無い
階段に見えて気に入ってます。

「階段ですか」と、トレイス君に問えば、
「階段でーす」とは、教えてくれませんが、
上り階段ではトレイス君は
一段目に前足を掛けて止まってくれます。
下り階段の時や、下り段差の在るときは
一歩手前で止まります。
トレイス君の体の角度で、階段手前で
情報を貰う事が出来ます。
高足を踏んで「おっ、と、と、と」は無くなります。
介助犬のトレイス君お見事です。

ブログを読んだの

「あっ、すみません 
ここはワン吉君の所でしたね」と、
ワン吉の毛布に包まって寝ていたのに
「トレイス君」との一声で、
今日は飛びのいてくれます。

「トレイス君、其処邪魔だから退いてくれる」と、
言いますと、「あ!ご免」と、
素直に退いて、場所を空けたり、
道をあけたりしてくれます。

あれーもしかして トレイス君、
ワン吉の昨日のブログ「3歳は反抗期」を
詠んだのでしょうか。
それで今日はとても素直な言い子でしょうか??

ここから昨日のグログ 「3歳は反抗期??」
「ちょっと其処を退いてね」と、言っても
大きくなったお尻をドンと着けて
トレイス君はガンとして動きません。
まるで石の置物です。
「俺は動かないぞ」と、背筋を伸ばして
前方をしっかり見据えてます。

ベットの毛布の乱れを直そうとしても、
「もー、眠いんだから」と、
まん丸にまるまったり、手足をつっぱねたり
挙句の果は、「ぶー」と、鼻で抗議して
すんなり退いてくれません。

昨年までは、それでも二度目には
言う事を聞いていてくれていたような!
トレイス君は3歳、反抗期でしょうか?
人間の子供も第一次反抗期は3歳でしたかね。
3歳の子供より、トレイス君はとても重いので
対処に困ります。

2年前に帰れない??

「何だか もっさりしてるな」、
デビューして3ヶ月の
高知のアーちゃんの前では
盲導犬2年目のトレイス君、
すっかり小父さんに見えますね。

アーちゃんはぴちぴちの女の子
動きも機敏で、表慈雨も初々しい、
トレイス君もこんな時がありましたか??
トレイス君の弟や妹のパピーちゃんと
まだまだ同じ匂いのするアーちゃんでした。
「やんちゃで困るんです」と、Mさん、
そう言えば、最近トレイス君、
「すっかり落ち着いてきたね」と、よく言われます。
トレイス君は最初からもっさりしてた様な??
そうではなくって、やんちゃ坊主だったかな??

雨にも負けず、ゴミにも負けず・・

今朝はぼそぼそ雨が降ってます。
金曜日はゴミ出しの日です。
雨が降ろうが、火が降ろうか、
ゴミは出さないとなりません。
「金曜日は雨が多いな」と、ぼやきつつ、
トレイス君のトイレをさせて、ゴミ出しに、
トレイス君とゴミステーションへ出掛けます。
一人で歩いていけない道では有りませんが、
ほとんどがトレイス君の物ですから、
トレイス君に付き合ってもらいます。
左手にトレイス君、右手に傘とゴミ、
ちょと大変ではありますが・・
トレイス君は雨、風には恐れることなく、
着いて来て、道案内をしてくれます。が、
手足が雨水でびちょびっちょに成りますね。

でもトレイス君が来て丸2年、二人で元気に
一度も休まずゴミ出し出来た事は、乾杯です。

きゃほー〜チョコの山

其れと、チョコっと松山でお会いした方に
フランス人がシェフのカフェで、
大皿いっぱいに盛られたデザートセットを
ご馳走に成ります。
アイスクリームにシャーベット、
チョコレートケーキとあれと、其れと、フルーツと・・
まるでスイーツの幕の内弁当??
もう夕食はいりませんよー。

トテイス君とビーちゃんは帰りの
高速のサービスエリアで
ドッグランを楽しみます。
「うーっ」と、睨みつける
ワン公が先客だったけど、
「どうぞ」と、おっしゃって頂いて
兄妹で思い切り、貸切です。
夕闇迫る高原、丘の向こう目指して、
高原の少女、ビーちゃんリードで走ります。
本当は食べ過ぎの我らが
走る必要があるかも知れませんね。

ビーちゃんからも、チョコもらったし、
家に帰ったら、チョコが何個も
届いているではありませんか!
やーほー、ゃーほー、やーほー、
チョコの山がこだまします。

自分で買うだぁい!!

美味しい物は自分で買う、
欲しい物は自分で奪う!あっ!買う。
この年に成って金のことは言っ取られない。
まあ、其処まで力む事は無いのですが・・
満たされないバレンタインのチョコを求めて
デパートまで出掛けるのです。

妹パピーのビーちゃんも一緒です。
先ずお友達の家で
我らは美味しいコロッケをご馳走に成ります。

我らの隣りで、トレちゃんとビーちゃんは
大きい尻尾、小さな尻尾を揺らせて
ぴちゃぴちゃと水を貰って飲んでます。
日差しの差し込む、暖かな居間で
午後のひととき、暫くのんびり過ごします。

あ、そうそう、和んでばかりは居られません。
我らの当初の目的を追行せねばなりません。
またまた大袈裟になりますが、
我らが最近はまっている、パリからきたモンブラン、
今月はバレンタインに合せてチョコモンブランなんです。
甘党の我らはケーキの事に成ると力が入りすぎて仕舞います。

デパートの駐車場からチョコモンブランだけを求めて直行、
ばーぁんとたっぷりゲットです。
全部買占め寸前の2個だけ残してあげました

バレンタインは愛の嵐・空しく吹き荒れて!

昨夜は凄かった.
のた打ち回って仕舞います。。
一発目の眠りは風呂上りのせいもあって、
すんなり眠れたのですが、
夜中にめざめてしまってからは、
鼻は詰まるのに、鼻水がたれる。
くしゃみは出るし、寝汗はかくし、
重い風邪の症状です。
かと言って熱があるわけでも無いのです。
とうとうやってきました。苦しい夜が・・
誰が叫ぶのか、ハッピーバレンタイン!

きょうは雨も上がり、風も治まり、
トレイス君との朝の散歩も
しっとりした空気の中気分良く歩けます。
「トレイス君も男の子だよね」と、言っても
通りすがりのお姉さんから
チョコレートをもらえる訳でもないし、
以前見かけたトレイス君お気に入りの
チョコラブちゃんにもこの頃とんと。会わないね。
何だか満たされない愛の嵐が心に吹き荒れます。
誰かに向かって叫びたい、ギブミーチョコ!

さようなら ハッピーバレンタイン!!

バレンタインは春の嵐・心も体も掻き乱されて・・

視界が五キロになるほどの
黄砂交じりの南風が吹いて大変です。
トレイス君とチョコっと散歩にでると、
眼が痒いし、鼻水がたらーだし、
口の中もじゃりじゃりです。
黄砂に混じった杉花粉、
大気汚染の化学物質が
繊細なワン吉を直撃です。
聖バレンタインは受難の神さま??
チョコと頂くチョコレートだけが救いです。
チョコレートをチョコとも食べられないトレイス君、
「くしゃん、くしゅん」と、くしゃみです。
えっ!もしかして花粉症???
バレンタインは春の嵐、心も体も掻き乱します。

吼える犬が偉いか???

NYとかParisのワンチャンも
通りすがりの犬や人に
ギャンギャン、ガオ顔吠え掛かるのでしょうか?
パリのカフェや店先に居るワンチャンは
縫い包みのようにおとなっしし、
セントラルパークのドッグランでは、
あらゆる種類のワンチャンが
仲良く走り回っているし、
海外での記憶の中に吼えてるワンちゃんは居ません。

で、隣りの意地悪オッサン語録です。
「トレイス君と散歩に行くと、
あっちこっちの犬にギャンギャン吼えられて
嫌だなぁー)と、言いますと、
「何!言よんぞーぉ、あいつらは
吼えんかったらいかんじゃ」と、
過程犬はイコール番犬で、
取りあえず吼えないかんと、言い張ります。
一理はあるとしても、トレイス君の立場はどでしょう。
それに家の人が居ても吼えるから、番犬の意味もなし、

意地悪オッサンの意地悪発言です。