ＰＷさんの御宅から車に乗ろうとすると トレちゃんは？と　可愛い女の子の声がします。 トレちゃんはお部屋でねんねしてんだよ！ 　ＰＷさんがトレ君を介護用ハーネスで 後ろ足を浮かせるように補助しながら 玄関のレターボックスを除こうとすると その女の子が　自分の背より高い市の ハーネスを以て　トレ君を支えてくれたのだそうです。 　ぱぁっと　頭に　岩崎千尋の絵本で おおきなトランクを背伸びして持つ　愛らしい挿絵が ほのぼの気分で目に浮かびます。 　トレ君の可愛いガールフレンドなんだね！
　二ヶ月に渡り　つらつらと書き連ねてしまいました。 読んでいただいた方有難うございました。 激励や乾燥なども頂感謝しています。 盲導犬は大変だぁー　はひとまずここで筆を止めます。
　6月からは　学校等での　ふれあい授業が始まります。 トレ君も沢山の学校を訪問し　ファンも未だに居ます。 　此れからはピーちゃんと頑張って 盲導犬は素敵だぁー！と思われるよう。 素晴らしい所をアピールしてきます。 　うーん　でも　ちょっと甘やかしすぎてるかな・・！
　　では　またいつか　わんわん

　介護施設に勤めている友人が言います。 いろいろ欲求ばかり多くって 怒鳴り散らす　入居者もおおいのですよ！と 　現役の頃の社会的地位や立場を誇示し 欲求ばかりが多くってね！と思案顔です。 　トレ君みたいに従順でいてくれると 介護もやりやすいのだがね！とため息 　よれよれに成った引退犬なんか引き受けて どうするんだ！と言って居たオジサンたちはは きっと　身の程知らずに　自分ばかり主張して そんな態度をとってるんだろうな！？と つい　想像してしまいます。
　先の日曜日　トレ君の御見舞に行きます。 トレ君は　まだまだ食欲はあり お土産のワンワンビスケットを とても美味しそうに食べてくれます。
　今日はしっかり顔を上げてるな！と パピパパさんに言われています。 ピーちゃんや僕の様子を見ているんでしょうね。 　ワン吉さん達が帰った後も 30分ほども顔を上げて玄関ドアの方を 見つめてましたよ！とメールが届きます。
　元気なころは　別れた後に そんなに未練を残すような様子は見せず・・ 割とクールな子でしたが・・・！？ 　

　昨年　倒れたトレ君は それでも頑張って　春先には 立って歩けるほどの回復で・・ 危うい時もありましたが　希望の 桜の花の下で　自分の足で立って 記念撮影が出来ました。トレ君凄い！
　しかし　やはり症状は進んでいるのでしょうか？ ゴールデンウィークが終わる頃から 再び立ち上がれなく成って仕舞いました。 　 とうとう　介護に突入と言う事に成ります。 犬だって人間と同じ　介護に成りますと 霜の世話から　床ずれの出来ない様 体の向きを変えたり　つきっきりの世話が必要です。 　トレ君の御世話はくじゃないのよ！とパピママさんが言います。 漏らしてしまう霜の世話も汚いとは思わないのよ！と にっこりと言ったりします！？。 自分の　お父さんの世話爬できないかもしれないけど・・と 云ったりもします。 　生まれて二か月足らずから　面倒を看たトレ君は 百歳とも言われる年齢　　じぃちゃん犬ですが ｐｗさんには子供のままかもしれません！ 　 　トレ君は痛いとも苦しいとも言わず 静かに介護の生活を過ごしています。

ピーちゃんは　　2・3カ月に一回ぐらいの割で症状が出たりしてましたが 一年を過ぎた頃から半年に一回と 大人に成ったのか　症状が出なくなります。 　 　其の間に　隣のばぁちゃんは 脳出血で倒れ　ピーちゃんが我が家に来て ちょうど一年目になく成って仕舞いました。 不思議な事に　思い出してみるに 丁度　其の頃からピーちゃんの症状が改善され 自覚を持ったかのように　しっかりと歩行を助け 僕の生活や精神を支えてくれるような　力強さを 感じられるように成った気がします。
僕は思い出します。病気の有ったピーちゃんですが 子供を育てるような苦労を知るつもりで　ピーちゃんと 凄しなさい！と　言った　ばぁちゃんの言葉です。 　層ですね　盲導犬と暮らすのは　 見えない眼では世話が大変だぁー　と思える事も多いですが 　掛け替えのない物をたくさんいただいています。

　今朝の散歩では あれー　予報に反して 今日は涼しいな！？と感じてましたが 何の事は無し　午後に成ると 昨日にもまして　蒸し暑い いきぐるしい　天候に成りました。
　北海道の高温にはびっくりです。 其れに反して　南の沖縄は　比較的 涼しいではありませんか！？ 　もしかして　地球はひっくり 返ってしまったのかな！？ 　今までの常識では推し量れない 現実でピーちゃん寝苦しそう！？ わんわん

　ピーちゃんは　調子が戻らず 訓練所の委託病院に入院します。 其方では　特別以上は見つかりませんでしたが・・ 　我が家に帰って来ても　時々調子が悪く成ります。 暫くホルモン安定剤を服用させることになります。 　そんなこんなも有りますが 普段はとても明るく元気です。
　トレ君が引退し　ピーちゃんが我が家に来て 新しい生活に互いが慣れた頃 　トレ君　パピママ　パピパパさん それに　ＰＷさん所からキャリアチェンジになった ビーちゃんとレスキュー犬のＫ君が 遊びに来てくれます。 　ピーちゃんにとっては　皆さん初対面ですが わーぃ　と大騒ぎで部屋を駆け巡ります。 　しかし　ピーちゃんの大はしゃぎに反して トレ君はしんみり気分で パピパパさんの後ろにひっそりと沈んでいます。 数か月前までは　自分の家だったのが きゃぴきゃぴ娘に乗っ取られたような 嫌な　気分に成ったりしたのだろうか！？ それを想うと切なく成りました。

　本にしたらと言われましたが・・
導犬のユーザーさんの本は 沢山出ています。 挑戦してみようかな・・？と 想わない事も無かったのですが。 何と無く尻込みして　今日に至って居ます。
　今朝は6時に散歩に出かけました。 朝日が出るころが一番歩きやすいです。 　何とか斜めからの光で　白い所が浮き出たりします。 　夕方は4時半ごろに行っていましたが 今日のその時間は　とても暑かったです。 もう少し　遅らすべきかと思いますが 退社時間で道が混雑して危ないです。 で、スーパー内の人気のない辺りを 歩いたりしましますが・・ 此の頃なぜか　スーパー内でも方向が分らなくなり オロオロしてしまいます。 きっとピーちゃんが気に成るものを 見つけてしまうせいもあります。
　以前はエレベーターホールとか 休憩所　階段わきなどの自動販売機の リスプレーの明かりがめじるしにもなっていたのですが 東日本の地震以後　節電の為　灯りを消されてます。 　迷い道も散歩のうちか！？と思って 目印がみつかるまでウロウロして　店員さんに レスキューされてます。

　ピーちゃんは来た当初　三日ほど 寝る頃に成ると　寂しそうに クィーン　クィーンと　鳴きます。 　昼間は元気ですが　夜に成ると 訓練所の仲間たちがこいしくなるのでしょうか・・？
　それでも　しばらくすると 本領を発揮　御金魚のペットさん達が 何故かピーちゃんの姿を観ると こそこそと我が家の前を小走りに過ぎて行きます。 えっ　これじゃリーダシップでは無く ちょっとしたレディースの番長では！？ と思える　幅の効か仕様です。
　やや　生活に成れたと思える頃 ピーちゃんは体調を崩します。 なかなか回復せず　原因もつかめず 訓練所に帰さなきゃいけない事態かとも 思える日々です。
　隣のばぁちゃんは イイじゃないの　遠くはいけないかもしれないが 散歩はできるでしょう。 　このごろ　ばぁちゃんとは すっかり仲良しに成って居まして 手放す事は出来ない心情です。

　トレ君の引退の所で　少し休みましたが 話を続けさせていただきます。 　トレ君が引退の次の日から 訓練所にて　新しいパートナーとの 共同訓練が始まります。
トレ君はおっとりした性格の男の子でしたが 新しいパートナーのピーちゃんは おきゃんな性格の女の子です。 公道全体に子供ぽさの残る 一軒可愛いが気の強そうな　じゃじゃ馬です。
しかし　ピーちゃんは訓練中は　ムードメーカーで 他の訓練犬を引っ張っていける 楽しい歩きの出来る子でもあります。 クラスを明るくさせるタイプの女の子って 学級に独りは居ましたね。 まるでそんな子です。
訓練を終え　我が家に帰った時　隣のばぁちゃんが トレ君の方が可愛いわ！と　其の余計なひと言で 初対面で言われ　ピーちゃんは 其の後　一ヶ月ぐらい　ばぁちゃんと 口を利かず　ふん　なによ！ってなじみません。 まるで嫁　姑めの関係でもありました。

　ノルマンディーの友へ

　一か月前まで瀬戸内の山に雪が降ったりしてたんですが
明日から30℃越す　真夏日になるとか・・
季節の返歌が不安定に成った子此の頃です。

　ノルマンディーの青年と教え子が結婚しました。
青年は今　四国の大学等でフランス語と英語を教えています。
ノルマンディーの御両親は医者で
森の中の城で開業していましたが
近年廃業　その館が一千万で売りに出たとか・・
買って移住したい様な！？
　貴君の近くかも知れませんね。

　そうそう　以前　此方で
別荘を探したことが有りましたが・・
此の頃　どんどん安く成って居ます。
一千万と言って居たのが五百万から　三百万と
年々　寝下がるばかりです。
友人の写真家が　一つ買って
アトリエ兼ギャラリーにしようかなんて言ってます。

　吉ちゃんとは近いんだぁー
で　彼は鬱がでてるんですか・・？
　好きな道で楽しんでいる者と思いますが・・？
もう　チェンバロは作って居ないのかな。

　もう直ぐ　聖さんがとふつとか・・
彼女は　毎年　あっちこっちと飛び出してますね。
　僕も二年に一回ぐらい出かけていましたが・・
5年前　アンダルシアとポルトガルの旅では
見えない眼で皆さんについて行くのも大変で
建物もほとんど見えず　買い物も楽しめず
凄く体調を崩し　もうこりごりって思いが
強く成りました。

　それと姉や親族が逝ってしまい
留守宅の事や　犬の事もあって
　ちょっとだけ贅沢なランチとか
触る事の出来るアンティーク店を　時たま
でかけるのが　一番の楽しみに成って居ます。

　其方のシェパードは男の子ですか？
我が家の子は　5才の女の子です。
ミックスで小柄　19ｋｇしかありません。
　
あっ　家の電話番号は前と同じです。
では　では　わんわん