月別アーカイブ: 2011年7月

49日が過ぎて・・

 今年は沢山の不幸が有りました。
それで、次々、満中院四十九日を向かえ、
満中院のお祝い?会葬のお礼?形見分け?
何か品物が送られて来ます。

 早くも四十九日!逝ってしまった人に想いをはせます。
でも品物はいらないな!と、思います。
以前は無かった事ですが、此の頃 慣例に成ってます。

 皆、葬儀代ぐらい残して死ぬでしょう。
だからお供えはいらないよね。
もしどうしても気持ちを金で表したいのなら、
募金箱にでも入れてもらえば良いですね。
何かお返しめいた物は無しで済みます。
と、僕は思います。

 四十九日を過ぎると亡くなった人の霊魂は
あの世にと旅立って行きます。
あの世は何十万億土と言う遠くに在る様です。
もう直ぐお盆です。
迎え火を焚いて、あの世から霊魂を迎えます。
折角あの世まで行ったのに、
何万億土を超えて帰って来なければいけません。
此の世に愛する人を残してたり、此の世に未練の有る人は
帰って来たいでしょうが・・・
僕はあちらの世界に沢山会いたい人います。

おしゃれな庭師はガーディナー!

 我が家の近くのスーパーには
とてもお世話に成ってます。
でも、お店の内容は不満です。
ちょっとお洒落なテナントやカフェが入ってません。
スーパーブランドばかりです。

 早朝の散歩は此のスーパーの周りの歩道を歩きます。
六時を過ぎると、早くも日差しが出て暑くなります。
でも、歩道に植えられたケヤキ並木が大きく繁って
日陰を作り風を呼び、
爽やかな高原の朝の空気です。
だから、此のスーパーには感謝です。
内容はともかく、此の歩道は市内一です。

 早朝の散歩の時、
早くも庭師さんが来て手入れをしています。
水遣りもしています。
「お早う御座います。
植木でも水やりした方が良いですか?」と、挨拶すれば
「そりゃええな!」と、庭師のオジサンの答えです。
そうですね。朝からこんなに日差しがきつく、
コンクリートに囲まれた植え込みです。
此の庭師のオジサン、
植木屋さんというよりガーディナーって様子です。
外国の公園に居るガーディナーさんみたいです。
カフェのギャルソンの様な
白いデニムの長いエプロンをしています。
此のセンス、店内にも欲しいです。

 ガーディナーさんの丹精のお陰で、
ケヤキの葉が涼やかに揺れてます。
張るには花瑞樹、つつじの花も見事でした。

窓を開ければ・・・!

 我が家は吹き抜け部分に天窓が四つ在ります。
電動で開け閉め出来る天窓にしたかったのですが・・
当時、一個の窓が五十万すると言われ、
四個で二百万!予算オーバーで、諦め
開閉出来ない窓に成ってます。
せめて一個でもと、
設計段階でがんばってみましたが、
設計士さんに、バランスが悪い!と、
却下されてしまいます。

 冬は日が差し、明るくって暖かで良いのです。
でも、夏は 天井も無いので熱が篭って仕舞います。
 寝室や水周りの上をロフトにしています。
ロフトには天窓が在りません。
此処にも一つ欲しいと思ったのですが・・
屋根に沢山穴を空けると弱くなると、
こちらも設計士さんに却下です。
ロフトだと屋根に手が届くので、
手動式の天窓でよかったのです。
パリの屋根裏部屋に在りました。
あれに憧れてたのです!

 其の分、切妻の高いところに上下窓を付けてます。
脚立が無いと、高いので開けられません。
開け閉めが面倒なので、
梅雨が終わると、開ける事にしています。
開けたら夏の間開けっ放しです。
なかなか天候が安定しなかったので、
今日まで開ける事が出来ませんでした。
本日、やっと開けました。
さーっと風が起こり、風が流れ、
篭った熱が消えて行きます。

あー 開く天窓よ!

ベリー物語

 キイチゴの苗を貰ったので、
グリーンカーテンにと植えます。
だけど梅雨の合間の猛暑で枯れてしまいます。

 其の後に鉢植えで持っていた野葡萄を置きます。
其の鉢は狭い所に押し込められていたので、
ちょっとひょろひょろに成ってます。
それでも枝先には小さな実を着けてます。
未だ青い実、どんな色に熟れて行くのでしょう!

 玄関脇にはラズベリーが
今、食べ頃に熟しています。
我が家に来た友達は、
「外国の家みたいね!」って言います。
パイプの支柱に伝わせたラズベリーは
楓形の濃い緑の大きな葉を広げ、
春に白い花を咲かせ、梅雨時から実を成らせます。
日差しがきつくなると、
赤い小さなルビーの様な実を輝かせます。
洋食器の模様に有りそうな風情です。
実はだんだん黒っぽく熟して来ると食べごろです。
食べても酸っぱく、種が有って、
美味しいって物でもありませんが、
此れって北欧の味でしょうか?
ホワイトリカーに着けると、
良い色の果実酒に成ります。

 ブルーベリーも実を着けてます。
そろそろ食べ頃でしょうか?
鉢植えなのでジャムにするほどは成りません。

 我が家のベリー物語でした。

虫食いテーブル!

 ちょっと虫食ってるから!と、
大正時代から昭和初期の感じの丸テーブル、
それで安くするから!と、言われ買ってきました。

 わーぉ! 洗って見ると、
二本の足と天板が見事に虫食ってます。
個人住宅やオフィスに
洋風応接間も造り始めた頃のものでしょうか?
西洋を真似て、東南アジアで造られた物でしょうか?
イミテーションだからオーク材やチーク材で有りません。
だから当然、虫食っちゃうのでしょうね。

 大正ロマンって、
何処と無く退廃の匂いが漂い始める時ですね。
其れに其の上、イミテーションで壊れかかっているから、
退廃臭の二乗です。

 あーぁ!家の中が、壊れかけの物で一杯、
家自体も造り掛けの様な、壊れかけの様な?
庭に木々が生茂り!
二十一世紀が始まったばかりなのに、
世紀末が漂ってしまいます。

遠くで花火を聞きながら・・・

 ポンポン ポン 花火の音が聞こえ始めます。
今夜は天神さん、隣町の花火大会。
バリバリバリ、ドッカーン、ポンポン
どんどん音が賑やかに成ります。

 「トレ君 見に行こう!」と、音に誘われ
隣町の望める所まで出かけます。
何処だ?何処だ?音はすれども姿は見えず・・・
視力は薄く、視野の狭い僕、花火が見つから無い。
ドッカーン、ひときわ大きな響きです。
でも音を聞いてから、其方を見ても、もう遅い!
隣り町まで数キロ離れてます、
すでに花火は暗い夜空に消えてます。
あ!やっと見えました。
連発花火で海の方の空がほんのり明るく成っては、
すーっと吸い込まれるように暗くなる花火、
音の割りに、とても頼り無い感じです。

 トレ君は花火が嫌いです。
ポンポン、ドンドンと五月蝿いから嫌いです。
俺は盲導犬だから付いて来てやってるんだよ!と
花火にお尻を向けてます。
もう、いいじゃん帰えろ!と、
半分腰が浮いてます。
ドッカーンと、尺玉の音が響きます。
俺、此れ嫌だよ!と、
立ち上がり、頭を我が家に向けてます。

 もう一つちゃんと見てからね!と、なだめます。
抱き抱えたトレ君は 心臓バクバクです。
何とか大きい菊花花火を一つ見えたので帰りましょう!

 帰り道のトレ君の早い事!
脇目もふらず、一目散のすたこらさっさです。
背中では、花火大会もクライマックス近づいたのでしょう、
ドンドン、バリバリ、ポンポンと激しい音が続きます。
うーん!もうちょっと見たかったな!とつぶやけば、
トレ君は どうせ大してみえないでしょ!
駄目駄目!と、非常です。
さぁ!シッコして寝よう、寝よう!と、
我が家に大急ぎです。

気分を変えるには・・海

 其のスーパーに演歌歌手で最近、60歳真近で
メジャーデビューしたレイモンド松屋さんが、
時々、ライブをやってます。
ゲームコーナーの横の休憩コーナーですから
とても五月蝿い、雑音の多い場所です。
其れでも其れに負けじと、アンプのボリュームいっぱいで、
ガンガン頑張っています。

 トレ君の散歩の時、其の音楽が聞こえてきたら、
少し離れた所のベンチに座って、何曲か楽しみます。
レビュー前は三十年か四十年前の曲が多く、
裕次郎さんの曲は懐かしく聞きます。
 昨日、デビューして久しぶりのライブです。
デビュー曲の「安芸灘の風」とか「来島海峡」
生で聞いてみたいと思います。

 ライブは午後2時からです。
楽しみに待ちます。
でも、昼前友人に誘われ出かけてしまいます。
帰りが4時に成ってしまいます。
急いでスーパーに駆けつけましたが、
もうとっくに終わったのでしょうか?
スーパーは、すっかり静です。
うーん!以前なら、5時、6時まで、
歌って、歌って!歌いまくっていたんですが・・・

 僕は此の人の歌い方がクラブ歌手ぽっくて
あんまり好きに成れなかったのですが、
ずーっとバイトをしながら、メジャーデビューを目指し、
NHK紅白を夢見ている!と、聞いて
60歳に成ろうとする年でも諦めない根性に
応援する気持ちに成ったのです。
史上最高齢の紅白初出場!ガンバレー

子供は夏休みで・・

 暑い日には散歩の半分はスーパー内です。
トレ君は盲導犬で良かった!盲導犬は何処にでも入れます。
近くの大型スーパーは普段は空いてます。
通路は広いし、冷暖完備です。

 今週から学校が夏休み。
朝からスーパーが子供で占領され始めます。
午前中は家で勉強でしょう!と、思うのですが・・
それと小さい子が夏休みで家に居るとうっとうしいからか、
幼稚園児ぐらいの子づれのヤンママがいっぱいです。
ヤンママはグッズあさりに夢中で、
お子さんを野放しです。

 トレ君とスーパーに入ると、
「スーパーやかに犬連れて来とる!と、
大声で叫ぶ 小賢しい子が居ます。
トレ君と鉢合わせで、大泣きする子も居ます。
其の反対に
「わんこ、わんこ」と、物怖じせず、
トレ君と友好関係を結ぼうと、する子も居ます。
僕は見えないので、目の前で立たれたり、
駆け寄って来られたりすると危険です。
僕は突転がしてしまいそう!

 此れから一ヶ月半
スーパー散歩道は危険地帯です。

朗報も有り!

DCF00002.JPG

 時に嬉しい事も無いといけません。
友達の処の長男さんにお子さんが産まれます。
友達の処の初めての内孫さんです。
娘さんには二人のお子さんが居るのですが、
長男さんにはなかなか産まれなかったんです。
やっと産まれて画像が届きます。
可愛いだろうね!
残念ながら僕にはもう画像は見えません。
ヘルパーさんに見てもらいます。
目がパッチリで赤い唇と、話してくれます。
友達の処は美人(ハンサム)の家系です。
お嫁さんもモデルの様な人だと聞いてます。
どちらに似ても、今風の端正な顔が想像出来ます。

 今年は春から不幸な事が続きます。
鬱病、脳梗塞、糖尿病と友達が診まわれます。
あー、溜息のでる日々でした。
此れから、少し明るくなるでしょう。

還暦過ぎると赤?

 辛い事が有ったりすると
思い切った買い物をすれば
ぱーっと辛さが飛んで行きます。
友達に誘われて先日デパートの
最終バーゲンに、
真っ赤なトレンチコート買います。
えっ!何時 何処で着るの?と、
一瞬思います。
四国中央の田舎町では不似合い!
奇異の目で見られそう。
一生着ないかな?

 外国なら大丈夫!と、
友達は言います。
そうですね。パリやミラノなら
其れほど特別でもないかも知れません。
ボストンバックの底に忍ばせておいて、
わくわく!あちらで変身!しましょう。

 に、しても此の赤って良い色だな!