月別アーカイブ: 2013年9月

小説の中のカフェ!

 ちっぽけな恋 コーヒー屋の人々
のお話は こーひー屋 って
古びた作りの喫茶店で転回します。
カフェラテやカプチーノなんて洒落た名前の
コーヒーは出てきません。
ブレンドばかりです。
 店長は無骨で無口な前科者
ドリップで入れたコーヒーは熱々・・
あーおいしい!と客は 一口すすって
必ず簡単の声を上げます。

 カフェdeキリコ
ミラノのちょっと裏町の
古い館の一階のギャラリーandカフェ
ミラノの大通りから中庭を抜け
入った所にひっそりと在ります。
日本人の母娘がひょんな事から
イタリア人の亡き父の実家を
受け継ぐ事に成ったカフェです。
母の手作りのケーキが売りです。
天井の高い 静かな部屋 
古い美術館の様だ!と少女は声を上げます。
中庭には祖父の古い車にベンチ
大きな傘を広げたテーブル席・・・
ちょっとした軽食もあるそうな・・・

 何時間かのんびり出来そうな
行ってみたい!お店です。

移動弱者・・

 我ら視覚障害は移動弱者です。
ちょっと散歩や買い物に行きたい!と思っても
なかなか一人では出かけられません。
 海を見たいね!紅葉を見たいね!と言っても
田舎は車の運転が出来ないと 何処へも行けません。
バスや電車には乗れても・・
一人では講堂ができません。

 彼是考えていると億劫になって
引き篭もり 不満が溜るばかりです。
 あー 其れでT君は爆発
高いタクシーを驕ってやって来たのです。
分かる気もします。
 出かけたい時に 直ぐ行きたい!
行きたい所へ 直ぐ出向きたい!
移動弱者の我らの希望の夢です。

 我が家を出て3時間も過ぎたのに
帰り着いた!とT君からの電話が有りません。
自殺したんじゃないの!と身震いしながら
来合わせた友達が言います。
今生の別れに来たのだろうか??
そう 思い返せば 話の間に
T君は涙ぐむのです。ワン吉が可愛そうだ!
目さえ良ければ 自由に絵がかけるのにな!って
うーん其れは自らの身にも置き換えて言える事です。
心がわさっと揺れます。
連絡してみよう・・なかなか繋がりません!

 えっ!なんだって・・
サービスエリアで遊んでいた・・!とのんびり言います。
あー もうー

百キロ先からタクシーで・・・

 百キロ以上は遠い友達から突然電話
今日は気分が良いから遊びに行って良いか?
と、言ってます。
 今 僕は展覧会の製作が追い込みです。
涼しく成ったの一気に仕上げよう!って思ってるんですが・・

 電話のT君は糖尿病と網膜症で
透析もしているから・・かなり参ってるんでしょうね!
 展覧会が始まってから来てほしいが・・
如何しても体調の良い 今日来たいのです。

 昼前 到着です。
わー 百キロをタクシーで来ています。
バスを乗り継いだり・・が面倒で・・と言いますが・・
幾ら掛ったんでしょうか?
 其れから一時間半ほど 他愛も無い事
時折の電話で話してる事を喋って・・
待たせていた タクシーに乗って帰って行きます。

 其の後来た友人に其の事を話したら
死を予感してお別れに来たんじゃないの?と
鳥肌をたてながら言うのです。
えー そんな!僕もぞっくと汗です。

百キロは何万歩?

 我ら視覚障害者仲間に
百キロマラソンを完走!の豪傑女性が居ます。
うわー 凄い! 百キロとな?
百キロは 我が家から 香川県を抜け
瀬戸大橋を超え 岡山駅まででも百キロ有りません。

 百キロって 何万歩!って訊ねたら・・
15万〜16万歩だ!の答えです。
なんーだ! 15万か と思います。
トレ君と僕は 毎日一万歩を目標に歩いています。
15万は其れの15倍程度ではないですか・・
うーん でも 考えてみると
僕らの散歩では半月以上掛るではないですか?
一日 一万歩歩きかねている我らには
あー なんと気の遠くなる話です。

藍染体験

 徳島の藍の館で藍染体験をしてきました。
以前も一度やった事があるのに・・
ぜんぜん忘れてます。
 
 先ず一度 藍のプールに浸し
其れから藍の部分を空気にさらして
酸化させていくのです。
えーっ 其の事は忘れてます。
折りたたんだヒダを広げて
空気をいっぱい当てて頑張ります。
係さんから もっと!と指導が飛びます。
何度も繰り返すと藍が濃くなるのです。
僕は三度頑張りました。
まあまあ藍らしい色に染まります。
 
 しかし 人間アイはアイを重ねる度
どうしてアイが薄くなるんでしょう!

夜咲く花と蚊

夜咲く花は蚊の媒介二よって
受粉する!とテレビで・・

 其れは夕顔の実から作る
干瓢の話の時だったろうか・??

 しかし夕顔と蚊と干瓢
なんとも取り合わせが奇妙で
妖しい感じがしました。

 昨夜から庭で
冷蔵庫を開けっ放しにした時の様な
電話の受話機が外れている時に鳴る様な・・
ピーピーピーって鳴く虫が
ずーっと鳴いてます。
モッキンバードの様に
物まねの上手な虫が
機械音を真似してるんでしょうか??

痒い目 暗い空

 目脂がバリバリの朝を迎える事が有って
目薬を貰ってきましたが・・
其れでも時々バリバリです。

 もしかして年に二度目の花粉症・??
稲科 ブタ草 背高泡立ち草???
PM2、5と言う人も。
年中災いの多い此の頃です。

 昨夜辺りから 夕刻に成ると空が曇り
月の出が観られなくなってます。
真っ暗なそらです。
月しか見えないのですから・・
天空に月は輝いていて欲しい!

蚊の赤ちゃん

秋の名月も 十六夜 宵待ちと急激に
月の出が遅く成ります。

 今日はムシムシする暑さ
8月に逆戻り・・
蚊もブンブン力を着けて元気
それに夏の蚊と違い 刺されると
跡が残り 中々治りません!
夏の蚊は痒かったが・・
直ぐ脹れがひいていたのです。

 誰かが 皮膚の下に
卵を産み付けられる!と
恐ろしい事を言います。
エイリアンのワンシーンを思い出します。
メリメリと皮膚を食い破ってエイリアンベビーが
誕生して来るのです。

 脹れの引かない 僕の皮膚の下で
蚊の幼虫が育っているのでしょうか?
ボウフラの顔の赤ちゃんが
近い内に顔を覗かせるのかな??

おはぎ・・

 スーパーに行ったら お萩の屋台が出てます。
お彼岸には お萩!食べなくちゃ・・
黄な粉のお萩二個と餡子で包んだお萩二個
買って来ました。
餡子物 久しぶりです。
食べ始めると止らない・・一気に二個食べます。

 母の作る お萩は大きくたっぷりして
塩の利いた黄な粉で食べ応えがありました。
自家製の餡子は自家製の小豆でほつほつしてたけど
甘味押さえ気味で やっぱり食べ応えありました。
お店のお萩は 何だか軟弱な出来のようで
もう ひとつ食べ応えは無いです。

 庭の萩は長く枝をのばして花を付けてます。
蛍茅も穂を伸ばせてます。
今日は蒸し暑かったが
自然は秋本番を迎えてます。

血が血を呼ぶ・・

 庭に赤と白の彼岸花が一株づつ有るのが
先週あたりから花を咲かせてます。
今日から彼岸の入り・・花は季節を忘れずに 
月は欠けても 必ず満月が来るように咲きます。

 話が変わって・・トレ君の兄弟は六頭で
うち二頭のみが盲導犬になりました。
もう一頭ノティー君のユーザーさんは
奇しくも同じ市内出身の方です。
そして親しい友人の実家の隣りなんです。
だから時々 近況を聞くことが出来ます。
ティー君は現在 高松方面に住んでます。
それが 此の前 スーパーで話掛けてくれたオジサンが
これまた奇しくも 高松のティー君のご近所さんです。
ほかの盲導犬たちの噂も聞きませんが・・
トレ君とティー君の血の繋がり
血が血を呼ぶのでしょうか?
また会えると良いね!