月別アーカイブ: 2009年4月

木香薔薇

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今が盛りと咲き誇っています。
昨年思い切り切り込んだのですが、
暖かな日が続いた先週末から
咲き始め、今日辺りが一番の見ごろでしょうか??

咲き始めると、皆さん見に来ます。
朝は隣りのばぁちゃんのお友達が着ました。

午後はワン吉の同級生のお姉さん?たちが
数人揃ってやってきました。
いろいろ、お菓子や飲み物も持参
花見気分です。
毎年来るのだけど、毎年同じ
数十年前の話しをして帰ります。

この反対側に白の花もあります。
今年は上手に誘引して
窓の上にアーチを作りたいなぁ。

失敗!失敗!大失敗

トレイス君「お風呂だよ」と、
トレイス君専用に造ったマイ露天風呂に
入って頂こうと、
晴天のつづいた暖かな日に、
石鹸、化学タオルなど用意して、
お風呂を進めます。

「嫌だよー」と、トレイス君尻込みです。
「露天風呂は恥ずかしい?」
「寒い!」、日差しは暖かだけど、
そよぐ風はちょっと冷たいですかね」
あれこれ聞いてもトレイス君は、
黙ったまま、頑として動きません。
リードを引いても、お尻を押しても
足を踏ん張ってます。

宥めすかして、やっと入ってもらいます。
それでも温かいシャワーを掛けてあげると、
目を細めて気持ち良さげです。
「はい、トレイス君反対側を向いて」と、
今度は向こう側にシャワーを掛けようとすると、
「回れないよー」と、言ってます。
そうです。大きなトレイス君には
お風呂が小さすぎます。
むりやり向きを変えさせようとすると、
トレイス君が飛び出そうとします。
「あっ、いかんよ」と、抱き止めます。
ぐじっっ!「いて、て、て。て」
あわてて、無理な姿勢で、重いトレイス君、
腰を捻ってしまいます。ぎっくり腰ですね。

失敗、失敗、大失敗です。
折角のトレイス君のマイ露天風呂、
まず広さ、狭すぎました。
そして高さ、中途半端な高さです。

行きは良い良い、帰りは恐い・・おまけにもしとつ恐い

石垣の高さが日本一の丸亀城は
急勾配の道を登ります。
今度は其れを下っていかねば成りません。
のぼりの階段、段差は分りやすく、
危険も少ないのですが、
くだりは大変です。段差は見えず、
ダンラムな階段は調子が取れません。

行きはよいよい、帰りは恐いです。
あっ!徳島さんには、何人かの
ボランティアさんが着いて来ています。
「ラッキー」、
おひとり元気の良いお兄さんをおかりします。
蔽いかぶさる様に咲くさくらが枝を伸ばし
木漏れ日の煌く中を、
トレイス君と飛ぶように走り下ります。

無事、追手門到着、
ここでマイクロで帰る徳島山とお別れです。
「ひとりで帰れるの」と、徳島会長さんに聞かれます。
「さーぁ?」 あっちの方向 だったかな??
帰れるような、帰れないような。
またまた「ラッキー」
香川の会長さんも参加されていて、
取りあえず液の方向が分るところまで送って頂けます。
久しぶりに一日中、桜に埋もれて過ごした花見でした。

ずるずるずる、夜に成って大変です。
鼻水が止まらず、目もかい、かい、かいです。
「あっ)、天守閣広場で誰かが言っていました。
「きょうは黄砂が凄い!讃岐藤も見え無いぞ!」
お土産に黄砂と花粉をたっぷり吸ったのでしょうね。
それから数日、悩まされましたとさ・・おわり、

太平!太平!

もしや徳島さんのマイクロバスが事故に・・と、
天守の横の展望台から、
追手門の方を見下ろして見ても、
当たり前ですが、何も見えません。

それでも、暫くすると、
「今、着いたよ」と、
徳島じぃじぃさんから電話が
「ほっ!」
待ちましたね。2時間も待ちました。

でも、いろんな人との出会いも有り
2時間も楽しく過ごせます。
大人しく座っているトレイス君の尻尾に
小石など乗せる悪戯子も居ますが、
ほとんど皆さん優しく見守ってくれますね。

ふたつぐらいの女の子がトレイス君が可愛いと
我慢しきれず抱き着いて来てしまいます。
そのとき、徳島の皆さんも天守閣広場に到着です。
「いいな、あー、トレイス君はもてて」と、
じぃじぃさんは羨ましそう。

折角だからと天守閣を見学です。
徳島さん達に続いてトレイス君と中に
「あーっ、もし、もし、犬は困るな」と、
切符切りのオジサンに呼び止められます。
「でも、もう入ちゃったけで」と、言うと、
「入ったのなら いいや」と、寛大な人です。

「暗い!」 中は暗く、展示品の古地図なども
全然見えません。
「2階への階段は危ないよ」と、言うので諦めます。
天守閣の上から、春爛漫の下界に向井
「太平、太平」と、扇など振ってみたかったのですがね・・
えっ トレイス君も尻尾を振ってみたかった!!

急遽 盲導犬啓発授業

ボディコン美人との撮影会も終わりますが、
徳島さん達からの連絡はありません。
またまた ひとりで天守閣を目指します。

桜の中の天守閣はかなり立派に見えますね。
普段はお寿司屋さんなんかの上に
乗っかっているような三層の、可愛らしい店主です。
待ちくたびれて、とうとう頂上まで来てしまいます。

ボーイスカウトの子供達に取り囲まれます。
「初めて、本物の盲導犬を見たよ!」と言ってます。
三年生の女の子が国語の時間に習ったと、
盲導犬についてあれこれを講義です。
此処で盲導犬啓発かつどうです。

でも、まだ徳島さんは到着しません。
じぃじぃさんに電話します。出ません。
「あれー、どうしたんだろう」、
暫くして、盲一度掛け直しても、出ません。
その時、城下が俄かに騒がしくなります。
うーとパトカーのサイレン、
ピポピポと救急車が走りこんで来るようです。
「えっ!もしかして・・・」 つづく

おそろいのボディコン

美人だったので僕はトレイス君の
ハーネスを外して、
「どうぞ」と、ボディコンのお姉さんに
トレイス君を差し向けます。
彼女はトレイス君と肩を組み
カメラの方にハイポーズ、そして
トレイス君をぎゅっと抱きしめます。
喜んだトレイス君、お姉さんに
抱きついて、チュです。「あ、ら、ら、ら」
その弾みで二人は桜の下で尻餅です。
その時すかさず誰かが、
「顔をなめちゃだめだぞ!怖い物がでてくるぞ」と、
叫ぶ人がいます。
「えっ!怖い物」、果たして何があらわれるでしょう。

トレイス君を呼び返します。
「あれっ!」 トレイス君の洋服がずれて、
ボディコンのお姉さんと同じく
肩も露な、ボディコンスーツに成ってます。

春爛漫の天守閣

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もう一週間前になるけど
桜の花は8部咲き、
人間で言えば二十歳前のお嬢さん、
別に人間に例えることも無かったのですが・・
春爛漫の丸亀城です。

徳島さん達との花見に合流予定です、
我らはかなり早目に着いてしまいます。
其れなのに徳島産は道路の混雑で
思う以上に到着が遅れてます。

桜を見ながらぼちぼち登っていると、
二の丸御殿跡まで来てしまいます。
丁度、木のベンチも在って、
ここらで待つ事にと陣取ります。

ワンちゃんを攣れての
花見遊山の方も多いですね。
其処に居ると次々と話しかけられます。
10分も20分も話していく
若い夫婦の方もいます。

「あ〜ん、もうめがはなせなぃー」と、
2メートルほど手前でトレイス君を
見詰めているちょっと年のお姉さんも居ます。
ボディーコンシャスの
いけいけファッションのお姉さんに
「写真を一緒にうつしたぃー」と、
せがまれます。はてはて??

お父さんかな???

「トレイス君との動物園は楽しいね」と、
ご一緒の皆さんが言ってくれます。
そうですね。動物園に動物が来たのですから、
動物園の動物さん達が特別な反応を示します。

次はオットセイの水槽です。
岩場で「が鵜、がう)と、鳴いていましたが、
トレイス君が覗き込むと、
彼らは水に飛び込み、トレイス君を見に来ます。
トレイス君も一緒に泳ぎたそうですね。

レスターパンダのお宅です。
二階建てのおしゃれな家に住んでます。
でも、窓からちらっと覗いたりするだけで、
「恥ずかしいの?」ベランダまでは出てくれません。

「トレイス君、お父さんだよ」と、
一番楽しみの白熊のピース君の所です。
山も池もある立派なガラス張りの部屋にいます。
トレイス君は鼻先をガラスにくっつけ
くんくんさせて、興味津々!!
「大きいなぁー、大きいなぁー」と、目をパチクリです。
ピース君は外大きな体をおこし、
のっしのっしとガラス窓まで近づいてきて、
「おおー来たのか!」と、
大きな体を左右に揺すって歓迎です。
ピース君とトレイス君
大きな目、柔らかな表情、のんびりした動作、
ほんと!親子のように似ています。

トレイス君も大満足の大人の遠足、
象のゲートをくぐり、桜並木の道を下って、
オットセイの声に見送られて帰路に着きます。
がう、がう。

俺が象だぞうー

目の前が真っ黒い大きな物が
覆いかぶさってきます。
「わーっ、なんだ」 猿のオリです。
トレイス君を見に来たのでしょうか??
威嚇してるのでしょうか??
大きなお猿さんが、手や足、尻尾も最大に伸ばして
我らの真ん前の金網に張り付いています。
犬猿の仲??君子危うきに近寄らずです。

虎の広場です。
全然動きません。トレイス君にも関心無し。
隣りが象のひろばです。
インド象さんは、やはり、あっちを向いたままです。

その隣りが、もっと大きなアフリカ象の広場です。
トレイス君と我らが近づくと、
一番大きな象さんが、長い鼻を振り振り
「俺がぞうだそうー」と、挨拶に来てくれます。
優しい目でトレイス君と暫くお話しです。
また、悠然と鼻を振り振り帰っていきます。

山羊の広場です。
トレイス君がちかづくと、全員、走りよってきます。
トレイス君と同じ位の大きさです。
飼育員さんが女の子の山羊さんを紹介してくれます。
トレイス君とお見合いです。じぃーと見詰め合います。
でも、トレイス君は ぷいと横を向いてしまいます。
すると、女の子も「失礼しちゃうは」と、
怒った顔であっちへ行ってしまいます。
「如何したのトレイス君」と、聞けば、
「頭に角があったでしょ」と、言ってます。
そうです。角を生やした女性は恐いです。つづく

河馬に触ったぞ!!

NHKのテレビ取材が入ってます。
「さぁさぁ、続いて餌をやってください」
まだ河馬さんは大きな口を開けて待ってます。
餌が途絶えると、お仕事終わりと
口を閉じてしまうのです。
餌やりが終わると、
「河馬に触ってみてください」と、飼育員さんが言ってます。
皆で子供の様にきゃっきゃっ言いながら、
恐る恐る顔を触ります。
テレビカメラが寄ってます。
「触っって、どうでした」と、インタビューが、
ワン吉は「雨に濡れたボロ靴みたいでした」と、答えます。
これは放送では却下です。
童心に返って楽しい体験です。
だがテレビほうそうでは、
「60代、70代の視覚障害の・・・」と、
老人会の旅行紹介のようなナレーションから
放送ははじまります。ぷんぷん

河馬の餌やり体験が終わると、
遠足はお弁当もメインエベントです。
楽しい楽しいお弁当タイムです。
大きな木々に囲まれた食堂で頂きます。

弁当が終わると、あと残りの半周を見学します。
行き交う小さな子供さん達は、
「ワンワン、ワンワン」と、オリの中の動物より
身近なトレイス君に視線集中です。