友達の所が大騒動です。
紙問屋さんですが、
先日からマスクの注文が殺到、
電話が鳴りっぱなし、
パソコンが故障して、二重の
パニックです。

「マスク持って行く」と、
一袋頂きます。
鳥インフルエンザの時に作った
マスク、最後のロット
全部が在庫でした、
それが、この３日で完売！

「これが最後だよ」と、一袋頂きます。
豚インフルエンザはワンちゃんは大丈夫！
トレイス君に付けさせれるかな？？
そんな事を思いつつ、マスクの袋を開けていると、
トレイス君は飛んできます。
「マスクしたいですか？」　
いやいや、袋のチャリチャリ音に反応です。

眠れない夜の夜中
あれこれとくだらない事に思いを廻らせ、
あっちころり、こっちころりと寝返りを打っていると、
トレイス君の心地よい寝息が聞こえて来ます。
すーすー　すーすー　穏やかなリズムです。
其れを聞いていると、僕も気分が落ち着いてきて
また、深い眠りに着く事が出来ます。

だが時に、夜中のトイレの帰りに、
ちょっとトレイス君と遊んでみたくなり、
良く眠っていて申し訳ないけど
「トレちゃん　あ　そ　ぼ　」と
声を掛けると、「ぶーっ」と、鼻で返事です。
何だか悔しく成って、
「トレちゃん　おきな」と、
前足など引っ張ってやります。すると、
「ぶーぶーぶー」と、鼻で怒ります。
トレイス君　そんなにぶーぶー言ってると、
ブタインフルエンザのウイルスに取り付かれるよ？？

何だか気持ちの悪い風が朝から吹きまくっています。
ワン吉はあれこれ外出の用意です。
スーツを着込んで、ネクタイまでしています。

隣りから　ばぁちゃんが来て、
「トレちゃんはお留守番だよ」と、言われます。
俺は「俺、行く」「俺、お仕事だ」と、
騒いでみても、ワン吉は出て行きます。
ばぁちゃんがビスケット一枚くれて、
気持ちを反らされている間に出て行きます。
「あ〜ぁ、俺は今日一日、一人で留守番だ」
昨日に続いて退屈な一日になりそうです。
「法事だから行ってもつまらんよ」と、
オシッコの時間にばぁちゃんに言って聞かされます。
オシッコが終わると「はい、お水」と、言って
毎回たっぷりお水をくれます。
今日は雨模様だし、散歩もしないし、
大して喉も乾かないけど、
つい、くれると全部飲んでしまって、
直ぐオシッコがしたくなります。
「トレちゃんはいっぱいオシッコするね」と、
ばぁちゃんに言われますが、俺のせいなの？？

ワン吉が帰ってきます。
俺、嬉しくなって尻尾を大きく振ってお迎えします。
「散歩に行こうか！！）と、言ってくれたのに、
外は激しい雨に成りました。

今日は土曜日です。
時おり小雨の降る暗い土曜日です。
通りは静かで、散歩に出ても
たいして人にも出会いません。

家に居ても誰も来ません。
ワン吉は一日中、
古い話しのテープを聴いてます。
トレイス君は居眠りにも飽きて、
顔を上げてはキョロキョロしてます。

「あっ！」　誰かが来たようだ！
トレイス君は飛び起きて
玄関にお迎えにでます。
でも誰も玄関には来ていませんね。
トレイス君は、「なんだぁ」と、
がっかりして、すごすご奥に引っ込みます。

「あっ！」　やっぱり誰か来てる。
トレイス君は、また奥から飛び出してきます。
でも、やっぱり玄関には誰も居ません。
トレイス君はガラスの所から、
頭を上げたり下げたりして捜しています。
でも誰も見つける事が出来ません。

また、また何か声がするので
トレイス君は飛び出してきます。
でも、またまた失望です。
時々、聞こえる小さい子の歓声は
隣りの子供さん達が、
外で遊べないので、部屋から部屋に
駆け回っている声が、
庭の向こうから
漏れ聞こえて来ているのです。

今日はそんな退屈な土曜日です。

今、聞いている古い外国の童話ですが、
その訳も明治時代のものです。
言葉使いや表現が明治風というのか、
テレビの時代劇そのものです。
「おっとさん、おっかさん」とか、「迷惑せんばん」
などと話し言葉に成りますし、
リビングが小座敷です。
お城、殿様、若君の言葉から、
ヨーロッパのお城に住む王子様などを
想像しがたいのですが、
明治の子供はどれほどのイメージをもって
描いていたでしょうかね。

５０年ほど前ですが、隣りのお兄さんが、
東京の大学から青森の友人を
夏休みに連れてきました。
我が家に来た時、夏みかんを出しましたら
丸ごとかぶりついて食べようとしました。
「一度も食べた事ない」と、言ってました。
黄色い林檎と思ったのでしょうか？

テレビが出来て、世界がドンドン身近に成って、
なんでもあからさまに分る様に成りました。
世界の文化が走り抜けてますね。

５月１２日は四川大地震から一年目です。
テレビで被災地の一年後の現状が写されています。
まだまだ瓦礫の山がそのままです。
あーぁ我が町に地震があればどうなるでしょうか？？

トレイス君、瓦礫の山は大丈夫でしょうか？
肉球にガラスの破片でも刺さっては大変。
負ぶって逃げなければ、
「よいしょ」、大きくって重いトレイス君、負ぶえません。
それに「俺、恥ずかしいよ！」と、嫌がります。
それでは一輪車に乗っけましょうか？
でも見えない僕では瓦礫の山や地割れに
直ぐに突っ込んでしまうでしょうね。

紹介されて、トテイス君に災害用に靴を買います。
なかなか履かせるのも難しいです。
トレイス君、歩きにくそうです。
「練習しておきましょう」と、指示が有ります。
トレイス君、災害時までに自分で履ける様に成ってね。
？？「無理！無理！」　あっちを向いてしまいます。

上海がえりのリルならぬ、
上海がえりのおっさん、
同級生が上海から帰って遊びに来ます。
あ〜ぁ！もうすっかりアチラの人です。
学生時代はおっとりとして、
優しい感じだったのですが、
大声で話し、脂ぎってますね。
「人間改造しなきゃ生きていけなかった」と、言ってます。
「お酒で改造したの」と、言われています。
そうです。大酒のみに成ってます。
女の子と口も利けなかったにに、
ちょっと危険な遊びもしているかも？？

あっ！そうそう、今外国帰りは危険です。
豚インフルエンザが危険です。
その時、シカゴから帰省の後輩から電話です。
うーん、日本人初の患者にならなかったようです。
何だか若い人が掛かり易いとかですね。
でも、シカゴは危険です。
「お願い、帰省しないで」
東京で御用が終わったら、早々にお帰り下しね。
貴方達は危険です。

時々、夜中の散歩をしていたトレイス君
この頃、夜遊びで朝帰りです。
夜中に目覚めて、トレイス君のベットが余りに静かです。
「熟睡かな？」と、ベットを探ってみると、
居ませんね。「何所へ」と、

地震や火事、災害に備えて
特に夜はトレイス君は?がれて居ません。
直ぐ逃げられるように、自由にしています。
でも　昨年までは絶対傍を
離れなかったのですが？？

「トレイスくん」と、呼んでみます。
ロフト辺りで、みっしと　音がしています。
ロフトに行ってみると、
ロフトのお客様様ベットに入って寝ています。

トレイス君もそろそろ４才、
自立したくなったのでしょうか？
自分の部屋が欲しくなったのでしょうか？

写真はクールＴシャツのトレイス君
「どう！かっこいいでしょ」と、ポーズです。

さて、ヴィーちゃんは今週末に
盲導犬訓練所に入学です。
「素敵な盲導犬に成れるかな！」
パピー時代の一年間、
交流会参加、募金運動、貸与式、
いろいろご一緒してくれましたね。
早くも立派な啓発活動でした。。
今日はトレイス君と思い残すことなく
たくさん遊んでくれました。
「元気でね！」、出来ればまた会えるところに
帰っておいでと、重なる幸運祈ります。

そろそろおいとまです。
午後、雨の天気予報です。でも
少し雲が出てますが、雨には成りません。
帰りのバスも空いていて、ゆったりです。
早く着いたので、バス停から家まで歩きます。
トレイス君「俺はドッグランで充分運動したよ」と、
言ってます。でもお付き合い願わねば成りません。
夕刻の心地よい風の中、我が家に急ぎます。

夜にPWさんから今日の画像が届きます。
今年の初めに悲しい事のあったジョイ君、
わんちゃん　スリーショットの真ん中で、
トレイス君とほを寄せ合って
とっても楽しそうに笑っています。
「うーん、いい写真だね」
これからは幸運いっぱい重なります様。
じゃ　またね。わんわんわん