月別アーカイブ: 2010年6月

雨ニモ負ケマス!

二月、三月、四月と部屋の整理に頑張ります。
お風呂、玄関、ダイニグと、かなりすっきりしてきます。
毎回、要らない書類も捨てました。
服の整理も進みます。
其処までいったところで、
次は居間兼アトリエ、現実はトレ君の運動場!
は全然はかどりません。
物が多すぎて!
あ、あ!お手上げです。

春に成ります。草木が芽吹きます。
今度は庭の整理です。
五月から始めて、六月後半の先週で
一通り、鉢物などの整理が終わります。
雨の日も頑張ったりしたので、
終わった次の日から微熱です。
蒸し暑く、寝苦しい夜も有ったりしたので、
寝冷えの風邪でも有るのかも知れません。

昨日は一日ぐずぐずしてしまいます。
「トレ君、トレ君」と、
気弱に成って呼んだりします。
トレ君に見舞って欲しいのに、
トレ君は、すーすぅ すーすぅ!
気持ち良さげな寝息ばぁりです。

雨にも負けます、風邪にも負けます。
雪にも、夏の暑さにも負けます。
そんなひ弱な体を持ち、
もうすぐバーゲンだと、物欲はもち、
生きてる間は美味しい物は食べたいと思い!
ささいなことで怒り・・・

新党立ち上げ!

冬の頃は、食後は
甘い物を一つは摘まないと、
満足しなかったのです。
チョコに饅頭、羊羹、手放せません。
それが如何した訳でしょうか?
此の頃は、甘い物が無くっても良いし、
食後の一杯のコーヒーも
砂糖を入れなくても良くなります。
ちょっと前までは、
たっぷり砂糖の効いた、
甘いコーヒーを飲んでいたのです。

でも、食後はやっぱり何か食べたくってはいけません。
それで、せんべいを食べてます。
其のせんべいも昔風の分厚いガリガリしたのが良いです。
パリパリ程度では不足です。
醤油が効いた辛いのや、硬い炒った豆が入ったのだと、
歯応え充分で、とても幸福感に浸れます。
そうです甘党から煎餅党に鞍替えしたのです。

色に出にけり・・・

誰が如何いう敬意で選んで仕舞ったのですか?
今、盛り上がっているサッカーの
日本選手のユニホームの色!
サポーターが揃えたユニホームの応援席
テレビに映っても暗い、まるで海のそこです。

はじめて見たとき、練習用かな?って思いましたよ!
まるで学校の指定体操服です。
日本と言えば日の丸、日の丸と言えば赤です。
以前はオリンピックの制服と言えば赤でしたね、
其の赤がダサイと思ったのか、
だんだん赤が使われなくなって、此の頃は様々です。
妙に目立つ時も有りますが、
奇抜なだけでお洒落では無いです。
入場行進では、やはりイタリア、フランスが
いつも、いつもシックで斬新さも有って素敵です。

ワールドカップ、次の対戦はオランダです。
ユニホームはオレンジです。
スタンドもオレンジ一色です。
浮き立つ華やかさです。
いまさら間に合いませんが、
関係者の皆さん、負けないカラーを考えて下さい。

帰って来た星

7年ぶりに天体探査衛星隼が帰って来ます。
ずいぶん感動的です。
災難続きの旅だったのに無事帰り着きます。

50年以上も前の事ですが、
姉の勤め先で生まれた子犬を貰って来ます。
その子犬が見る間に大きくなります。
我が家では母が駄菓子屋をやっていまして、
あまりに大きく成った物ですから、
子供達が怖がる!と、言って、
母屋では無く牛小屋の方で飼うことになります。
シェーンは寂しいって、よく鳴きます。
家族や客が来ると、遊んで欲しいとワンワンと呼びます。
そんな声にも、小さい子は怯えます。
商売の害になる!と、母が言って、
僕も幼かったので庇いきれず、面倒も見れず、
結局手放す事にします。
運よく、出入りの菓子の卸屋さんが
引き継いで飼ってくれる事に成ります。

シェーンは、僕の居ない時に連れて行かれます。
当時の事で、其の卸し屋さんは自転車です。
30kmも離れた所へ行って仕舞います。
シェーンはとぼとぼ着いて行ったのでしょうか?

「シェーンがいる!」「シェーンが、帰っている」と、
シェーンが貰われて行って、一週間ほど過ぎた
朝早く母が言います。
未だ寝ていた僕は飛び起きます。
朝、店を開ける前にシェーンは帰っていたのでしょう。
土間を伝って、僕の寝ている奥まだ来ています。
7日ぶりのシェーンは体全体を押し付けるように
甘えてきます。
僕らに会えた事がとてもうれしそうです。
遠くから歩いて帰ってきたのです。
体に傷が無いか調べます。
どこも怪我していません。
それに大切にされていたのでしょう、
大きな体がより丸々と太って、
毛並みもぴかぴかしています。
僕が学校に行ってる間に、シエーンは、
また卸屋さん所へ帰って行きます。

今、思うと30km、歩いて帰ったシェーンの事が
とても愛おしくなります。
どんな気持ちで帰って来てくれたのでしょうか?
その30kmを自転車で連れに来てくれた卸屋さんの
優しさにも深い気持ちを感じます。
そんな事が、探査衛星 隼 のニュースで、
重い起こされます。
隼は地球を目の前にして、
大気圏で燃え尽きてしまいます。
でも、シェーンは其の後、卸屋さんで幸せに暮らします。
トレ君の甘える時のバネの利いた体が
帰り着いて喜んだシェーンを思い出させて、
切なくなります。
折角帰ったのに燃えた隼も切ないです。

漫画が読めない!

NHK 朝の連ドラが、
水木しげるさんの奥さんのげげげの女房です。
「墓場の鬼太郎」や「悪魔くん」など
傑作が生み出される様子を見ていると、
無性に読んでみたくなります。

幼い頃、明けても暮れても
漫画、まんが、マンガ、漫画ばかり読んでましたね。
誰かの何かに夢中に成ったと言う記憶がなく、
手当たり次第に読みます。
げらげら笑ってよだれを垂らして読みます。
漫画の読みすぎで目を悪くしたとさえ言われます。

だんだん目が悪くなって、
漫画本の噴出し文字が読めなく成って、
久しく漫画は読んでません。
あっ!思い出します。
10年ほど前にスーパーに古本屋さんが店をだしてまして、
「たんたんの冒険」のハードカバーで揃っていたのです。
綺麗な本だし、欲しくなって、全部買い占めます。
いざ!読もうと思ってページを開きます。
やはり、画面が小さくって読めません。
読書拡大機が有るから何とか成ると思ったのですが。
ひとコマ、ひとコマ、一字ずつ文字を追って、
絵を確認して、何とか読んでいきます。
それで読んでいるのは読んでいるのですが、
なーんも面白くないのです。
話しの筋ももう一つ分かりません。

目の見えてた頃はです。
絵を見て、噴出しの台詞を読みながら、
目は次の絵を見ているのです。
アニメの様に絵とセリフが次々と折り重なって、
連続して目に入り、頭に入り 
動画として楽しめたのでしょうね。
ひとコマひとコマ、確認するように読んでも
ちっとも面白く無い事に気がつきます。
もう漫画は読めて無いです。

このドラマのブームで、アニメが復活放映が有る事を
密かに願ってます。

梅雨らしいつゆ!

13日、日曜日に入梅宣言が有ります。
いや!宣言した訳では無かったかも知れません。
いつも外れてしまうので、宣言はしない事に成ったような?
そうそう、政治家さんの公約も、
あんまり公約違反と攻め立てていたら、
選挙公約の無い選挙になるやも知れません。
話しはそれましたが、
梅雨入り宣言はしなかったかもしれませんが、
「梅雨入りする模様です!」ぐらい言ったか知れません。
確かに午前中は雨でした。
でも午後には上がって、
14日はすっかり上天気に成ります。
きつい日差しの夏日です。
あーぁ!今年も予想は外れて、
梅雨は遠のいたかなと思います。

15日です。朝からぽちぽち降ってます。
それからどんどん雨脚も激しくなって、
一日降り続いています。
明日もこの調子で降りそうです。降れば
今年の予想は当たりです。
政治家さんも頑張って欲しいです。

自前の座布団

空き箱に腰掛けてトレ君のグルーミングタイムです。
大きなトレ君にあっち向いてもらったり、
こっちを向いてもらったりして、ブラッシングです。
何だか此の頃、お尻がぐりぐりして痛いです。

僕はピーク時より10kgも痩せたので、
お尻の肉も落ちたのでしょう、
僕のお尻が尖った感じです。
まだまだ残っているお腹の肉を回しましょうか?

トレ君はすっかり夏毛に成ったのに、
お尻の毛は、ふんわりふあふあです。
以前、読んだ本にです。
スキー場で一冬を過ごした家族の男の子ですが、
スキー村の喫茶店の女の子に恋をします。
そして毎夜、その喫茶店に通い続けるのです。
箱入り娘の彼女は夜の街には出てこれません。
何日も何日も男の子は喫茶店の前の凍てつく路上に
座って、維持らしいほどに待ち続けたのです。
すると、どうでしょう、その冬に男の子のお尻の毛が、
いつもの年の数倍もふんわりと伸びたのです。
あっ!これはワンちゃんの
男の子と女の子の恋の話しです。

ワンちゃんは自前の座布団を
用意する事が出来るんですね。
トレ君も、冷たいセメントの床や電車の鉄の床に
座って待たねばいけません。
それで、しっかりお尻に自前の座布団を
ぬかりなく用意してるんですね!

産直市!

凄い人気です。
どんどん人が押し寄せて来ます。
「お祭りみたいじゃ!」と、言ってます。
松山の会の帰りに寄った産直市場です。

チェーン店の店には無い素朴な味は有るでしょうか?
家で突いた様な餅は有るでしょうか?
おばぁちゃんが作ってくれた様なお惣菜はありますか?
市場に入ろうとすると、
人でいっぱいです。
美味しい物の在りかを聞いても、
果たしてたどりつけるでしょうか?

「買って来てあげようか」と、
マイクロバスの運転手さんが言ってくれます。
蓬餅をワンパックお願いします。
女性の方がお寿司の詰め合わせと、
掻き揚げを買ってきてくれます。

何とその蓬餅の素朴な事、
子供が手伝って作ったのでしょうか。
餅はほつほつで皮が破けて餡子が出ています。
とてもスーパーには並べてくれない代物です。
掻き揚げはどうでしょうか?
お婆ちゃんがしっかり揚げたのでしょうか?
少し焦げて、がっちりしてます。
どちらも思い切り田舎くささたっぷりです。
欲した素朴な味を充分に味わったような・・・
ちょっと違ったような???

星空?花火!

20100609144445.jpg

5月に雨が多かったので、
今年の紫陽花は綺麗だ!と、皆さん言います。
我が家の庭の紫陽花も、
いつもの年の一点五倍ぐらいに大きく、
そして沢山の花を咲かせています。
でも、可憐な山紫陽花が育ち過ぎて、
普通の紫陽花に成ってしまったのは
興醒めです。

我が家の庭には
十五種類から二十種類の紫陽花が在ります。
父が山の村の紫陽花ロードに感激して、
どんどん植え始めたのが始まりです。
貰って着たり、刺し芽をしたりで増えていきます。
畑の方も道筋はすっかり紫陽花ロードに成ります。
父は「本家のより、我が家の方が珍しい花が在るそ!」と、
自慢します。
讃岐の紫陽花寺にも行きます。
「此処よりも、我が家の方が良い!」と、言います。
来る人たちも「あじさい祭りに行く必要ないね」と、
おせいじを言ってくれます。

こんなに書いたら、広い紫陽花の咲き乱れる庭を
想像されてしまうでしょうが、
紫陽花の木は大、小、合わせて三十本ほど在るだけです。
本家の紫陽花ロードは、きっと数百本、
いや数千本あるでしょう。

添付の写真の紫陽花は
まだ僕も、隣のばぁちゃんも自転車に乗れてたころ、
一緒に言った隣の町の園芸店で買ったのです。
鉢のままですが、地面まで根を下ろし、
このところ、とても大きく育ちます。
「星空みたいね」って、言う人もいます。
もみじの木の下で一面に花を咲かせて、
濃い青緑の中に白い花弁がチカチカして、
夜空に瞬く星に見えます。

「花火のよう!」と、言う人もいます。
ドーンっと、夜空に広がった花火でもあります。
「隅田の花火」と、名が付いてます。

我が家でも殺処分!

ずーっと古い事ですが、
我が家にも乳牛を3頭飼っておりました。

ある日、其のうちの一頭が病気に成ってしまいます。
息苦しそうなハーハーと言う大きな息遣いが
牛舎から母屋の方にも聞こえます。
モーモーと、辛そうな鳴き声も聞こえます。
獣医さんも呼ばれます。
酪農組合の人も来ます。
いろいろ治療に手を尽くされているようです。
それでも乳牛の鳴き声は止みません。
牛舎から母屋へ、そして辺り一面に響きます。
だんだん呻きに近い声に成ってます。

「見てられない!」と、重い顔の父が母屋に入ってきます。
そのまま、うな垂れて座り込みます。
そして、其の時、牛舎では、
回復出来ない病気の乳牛は安楽死させたのでしょうか?
牛舎はすっかり静かに成ります。

幼かった頃の事なので、
細かい事の成り行きは思い出せませんが、
悲愴な乳牛の鳴き声と、父の落胆しきった様子は。
今も鮮明に思い出します。
そして、宮崎の酪農家の方々の気持ちが
いかばかりかと思いやられます。