月別アーカイブ: 2011年9月

神仏の庇護を・・

 嬉しい事の有る前の日にです。
熱が出たり、歯が痛くなったり
其れで遠足に行けなかったりです。
 深爪や傷が化膿して、
余りの痛さに切開する事に成って
楽しみがおじゃんになったりです。
プレッシャーから来るのでしょうか?

 そろそろ旅行までカウントダウン開始!
風邪引き等、体調管理に気を使います。
ストレスにも弱い!
 
 怪我も気をつけねば、そうそう!
手首と肋骨が折れてギブスで旅行に出た時も在り、
バイオリズムに見捨てられていませんか?

 今までの処、天候には恵まれてます。
列車が停まったり、飛行機が飛ばなかったり、
ホテルで缶詰ってことも無かった・・・!
あー神さま、仏さま お見捨てに成りませんように!

 平穏無事の旅を想い
 ただただ日々 神仏のご加護、先祖の庇護を
願い祈るばかりです。

あっ!そうだ二週間後に海外旅行に・・・

 三ヶ月も前にお誘いが有ったので、
ずーっと先の事だと思っていたのです・・・
わーっ!もう二週間では有りませんか?
うーん そろそろ準備しなくっちゃ!

 えーっと、何を着ていきましょうか?
日本はまだまだ暑い、部屋ではTシャツ一枚に
短パンでうろうろしてます。
 今回の旅行はサンモリッツでアルプスの
氷河の上のトレッキングがメインです。

 えっ?其処に行きたかったかって、
今、行きたい所に行く!と言うより。
行ける所に行く旅行です。
独りで自由に行けません。
行きたい観たい、美術館や古代都市に行っても
大して観えませんから・・
求める感動より、遣って来る感動に期待です。

 サンモリッツは山の上、寒いでしょか?
わ。わ。わ。わ。最高13℃ 最低3℃
ネット検索で出たデーターに驚き!
何ですかこれ、我が町の真冬の温度です。
其の上、現在の体感気温マイナス4℃だと。

 僕は大慌て!
友達に電話して、温か下着を買いに走ります。
それから納戸にもぐりこんで、
まだまだ必要無しと、奥の奥に押し込んで、
ほとんど行方不明の
コートや裏起毛のズボンを捜索です。

 しかしねぇ、日本は暑いですよ。
関空までは夏服ですよ。
でも、向こうの飛行場に着いたとたん、
それでは ぶるっと来て風引きだ。

早起きは二文!

 午後はまだまだ暑い!
熱中症を恐れ、涼しい所で昼寝です。
そのせいも有って早起きです。
 早く起きてパソコンの整理です。
五時半、夜が明けきってなくて、暗い中
パソコン画面が見やすいです。
そして窓を開け放すと涼しい!一石二鳥?

 午後は暑い上に、
周りの強い日差しで瞳孔が閉じているのか?
パソコン画面が真っ白!
ハイライト画面で地色は黒なのに真っ白?
疲れるばかりなので寝るに限りね。

 寒くなったら早朝は辛い!
其の前に小説の一つも物にしたい!と、
密かに思ったりしてみます。
 

あー夏がゆく・・・

7-あー夏がゆく
  一番に福祉バスに帰って、
木陰に座って皆を待ちます。
冷えたペットボトルを貰って
トレ君の脇の下に当てて冷やして上げます。
熱中症には 其れが利くでしょう?
もう一本、ペットボトルが脇の下に、
ライオンズの方が応援です。

 皆が揃って、帰路に着きます。
ぐったり気味のトレ君を
あんま治療院のメンバーさんが、
おーよし よし!と、首筋を揉んでくれます。
トレ君 少しは楽になりましたか?
後で、僕の肩も揉んで貰います。
重かった頭がすっきり!ありがとう。
 サービスエリアでは長老ライオンズさんに
アイスクリームを買ってもらい、
暑さと長歩きの一日
少しづつ疲労を和らげながら帰り着きます。

 長老さんは自家用車で、
トレ君と僕を家まで送ってくれます。
お疲れだろうに・・・!
少し予定が遅れ暗くなったので甘えます。
 昔 苦手な社長さんでしたが、
油絵を描き始めた僕の子供の頃も知っていて、
可愛そうに!と、思うのでしょうか?
夕暮れて、優しさが身に沁みます。

 毎年 一日のつどい!が終わると、
一気に秋めいて、

 谷村新司の曲「22歳」の最後のフレーズ
「♪ あー 夏がゆく 傷を残して 風はもう秋の気配」が
ふさわしい季節になります。おわり

救急車に・呼ぶ・・

 6−トレ君ピンチ!熱中症?
 疲れの出た若社長蓮は、
だんだん漕ぎ方に集中力を失って、
あーぶつかる!
メンバーのボートに衝突。
そんな事で子供のように楽しんだりもしています。
池では魚も撥ねてます。

 時間が来て、浮き桟橋に帰ります。
はい漕ぎ手は残って!と、言われてます。
ほっとする間も無く
若社長さんは、もう一組頑張ってもらうのです。
わー明日 足パンパンでしょうね。

 我らは浮き橋を渡って券売所のカフェに帰ります。
カフェで水を貰ってトレ君に上げます。
トレ君 美味しそうにぴちゃぴちゃと一気飲み。
喉 渇いていたんですね。
あ、其の瞬間、飲んだ水 全部 ゲロです。
トレ君、とても辛そう!
大丈夫?熱中症ではないでしょね?
救急車呼ばねば?
粗相でしょげってしまっているし
ぐったり、痛々しい感じです。

駐車場の在るゲートまで、
長老社長さんの計らいで、
園内循環バスに乗せてもらいます。
助かったぁー!トレ君良かったね。
バスは汽車ぽっぽの形?だが
だが気持ちは救急車・・・?
ごとごとゲートに帰ります。

足漕ぎボート

5‐海風も心地よく・・
ぐらぐら揺れる浮き橋を渡って
大きな池に突き出した浮桟橋に出ます。
トレ君はぐらぐら ゆらゆらも
ひょいひょいと上手に歩いて行けます。

 張り切ってボート漕ぎに挑戦しようとする女性も居れば、
わたしは漕げない!と、逃げ腰の人も・・・
下見で試した方は、
かなり脚力が要るよ!と、言ってます。
大丈夫!其の為に若手ライオンズメンバーさんを揃えてます。
イケ面でスポーツマンの若社長 太股の筋肉が素敵だ!と、
残存視力の有る女性達は騒いでます。

 配船係の指示で乗り込んだ、
僕とトレ君とサポートの社長さんの船に
ラッキー!二人の若い漕ぎ手が乗ってます。
 トレ君は船が大好きです。
真ん中に陣取って
船長さんよろしく、じーっと正面を見据えます。
ちょっと漕いで見ます!と、言われたので
ペダルを探って足を乗せ踏みます。
思ったよりも随分と水の抵抗が有り、重い!
僕の足は短いので座席からずれ落ちかけて
漕ぎ手はお任せにしましょう!
 僕らの船は一番遠く、太平洋独り旅
ちょっとした船旅気分です。
冷やりした潮風が心地よく吹いてます。
いいね!いいね!
でも、向かい風は漕ぎ手さんは大変らしく
へーへー。
長老の社長さんも手ならず足を貸します。
僕とトレ君は応援の気持ちだけ、風に吹かれ
楽しませてもらうばかり・・・

 あっ!危ない。
港に帰りかけた我らの船に
前から、横から仲間のボートが・・

土産も塩尽くし・・

4‐お土産 争奪戦
 達成感の有る塩づくり体験!
塩も自然の恵みと実感です。

 体力も使ったので腹もすき、
バスに乗って公園内の食事所に移動です。
少し高台の海に向かって大きな窓が開いている和風レストラン、
窓辺にススキの穂がゆれている!と、
サポートに付いてくれた社長さんが教えてくれます。
へーススキの穂がね!
そうだ 中秋の名月だ・・・
夜に成ると波間に月の光がきらめいて綺麗でしょうか?
今夜は此処で月見の宴をしたいものです。

 食事を終えると、皆さん売店に集中です。
塩まんじゅう”売り切れ!
塩飴”此方も売り切れ!と、言ってます。
店の一角に塩尽くしのお土産を並べただけの売店は
我らの勢いに押されて潰されそう!
「こんなに売れたことないよー」と、レジのお兄さん
半べそで頑張ってます。
僕はクロアチアで買い逃した塩チョコをゲットです。

 皆さん大きな袋を抱え込んでバスへ
午後の足漕ぎボートの池に向かいます。
暑い!熱い!午後の日差しは耐え難い!

此方も駐車場から池までは遠い、
石畳の道をよろよろ歩きです。
トレ君はゼィゼィ、くるしそう!
今回 最年長の僕のサポートの社長さんも汗だく、
とても気の毒、
メンバーさんも高齢者が多数です
熱中症大丈夫だろうか??

塩が生まれる!

 3-さらさらの塩が・・・
 どんどん海水が煮詰まってきています。
もっと早く!もっと早く!と、指導員さんが言います。
我らは長い竹のスプーンで必死で掻き回します。
我がチームは一人欠落しているし、
残りの三人交代で大忙し。
 時々、土鍋の淵に結晶した塩が撥ねて
ア、チ、チ、チです。
 土鍋に真っ白な塩が溜り創め
ラスト スパートです。
焦げ付かないよう 手首にスナップを利かせ
素早く混ぜねば成りません。
見回ってきた指導員さん
「旨く行ってますよ!上手ですね!」と、言いながら
手早く手直しをして歓声に導いてくれてます。
うーん さすが!心得た指導です。
 固まってくる塩を潰しながら、
最後の水分を取らねばなりません。
溶き卵を作るより、合わせ味噌を作るより難しそう!
結局 仕上げはベテラン主婦のお母さんにお任せです。

 美味しい物が出来たかな?
作業中 静にテーブルの下で伏していたトレ君
のっそり置きだして来て、テーブルの上を覗いてます。
トレ君 塩なめてみます!
これこれトレ君、本気で土鍋に顔を突っ込むと
ピンクの鼻先がひりひりするよ!

 出来上がった塩は、きめの細かいさらさら、
海洋科学館で貰った記念の塩より数倍も細かいです。
おにぎりにまぶすと美味しいよ!と、お母さんが言います。
冷やしたトマトにもベリーグッドでしょ?

塩づくり・・

 2-塩つくり体験
 赤穂海洋科学館の見学を終え予約していた
塩の国で塩作り体験です。
 此の暑さ、海辺で海水を炊くのだろうか?と、
不安でしたが・・
体験棟は広い建物に、
丸木の椅子やテーブルが設えられ、
エアコンの利いた、いい感じです。

 一つのテーブルに、
目の悪い者とサポーター産のコンビが二組づつ
計四人のチームで頑張ります。
 テーブルの真ん中にコンロが置かれ、
自然の海水の六倍の濃度の、
用意された海水の入った土鍋が乗っています。
指先で一舐め味見です。
あ、美味しいー!、皆さんの歓声
汗をかき体が塩分を欲しているのか濃い目の塩水が美味しいです。

 指導員さんからの説明が有ります。
此の広い海浜公園全体が以前は塩田跡です。
土鍋に入れられている六倍の海水の作り方の説明です。
お話しを聞いていると、昔読んだ「安寿と厨子王」
山椒大夫に捕らえられ、過酷な塩作りの労働を強いられる、
惨い物語を思い出します。

 さぁ!コンロに火が点けられます。
海水の水分が飛んで仕舞うまで、
四人が変わり番こで、海水を掻き混ぜます。
コンロの火も熱いし・・こりゃ大変だぁー!
其れでも二十分もすると、
さらさらの海水がとろとろに成り、
わー、危ない!土鍋の淵から塩が撥ねます。
私は嫌だ!と、全盲の女性は逃げ腰です。

 

一日のつどい‐1

 疲れ顔ね!と朝から
ぐたーと、伸びているト
そんんあレ君に
ヘルパーさんが声を掛けてます。
 
 昨日は「一日のつどい」、
ライオンズクラブさんとの交流会。
毎年 一日のバス旅行です。

 一昨日は夏のぶり返し、
三十五度 越す蒸し暑さです。
こりゃ 困った!と、思っていましたが
出発の朝は風が涼しい!
ちょっと助かった気分です。
天気も上々、総勢四十名ほどで、いざ出発。

 鴻池パーキングでトイレ休憩です。
バスから降りると、風は在れど日差しはきつい!
トレ君大丈夫かな?
オシッコさせて水を飲ませます。
 其れから再び一時間少々走って、
予定どうり11時頃
赤穂海浜公園に到着です。
 海浜公園は広々として、
綺麗に整備されています。
だけど駐車場から施設までは遠い!
此の暑さ、石畳の長い道を歩くのは大変!

 視力の悪いメンバーさんは
ヘルパーやボランティアさん、ご家族が同行です。
僕はトレ君だけです。
通りはトレ君の誘導でいいですが、
トイレや細かい所は出来ません。
 それで僕にはライオンズメンバーの
画材店の社長さんが付いてくれます。
絵を書き始めた十五の時から知っているからか
いつも親切にして貰えます。

 先ずは海洋科学館です。
館の方から展示物の説明があります。
触れる物は、大きな海洋地球儀だけです。
だが余りに大きすぎて触れるのは南半球だけ、
日本の在る北半球は触れません?