月別アーカイブ: 2013年12月

スペインを食べて飲む・・

7・25日昼 スペインを食べて飲む
 バレンシア市内のレストランで昼食
ジャガイモ 玉葱 ベーコンなど入って焼いた
スペイン風オムレツです。
 サングリアは如何ですか?とガイドさん
サングリアは赤ワインを甘いソーダーで割って
一口大に切ったオレンジや林檎が浸け込まれてる
口当たりの良い スペイン独特の飲み物です。
迷ったけど体調が 今一なのでパス
じぃじぃさんが二口ほど分けてくれます。
甘くって ゴックゴック行けそうな・・

 食後 一路グラナダに
六百キロ 専用バスはひた走ります。
 僕はだんだん気分が悪くなります。
胸はむかむか吐きそう!はらはぐるぐる!
二時間おきの休憩が待ちきれません!
 通路の向こうの席から 
俺は飲むと元気に成るがな!と
ノンベイじぃじぃの意地悪い一言
気分が治ったら倍返しです。

 バスの休憩では トイレも頑張るが
お土産コーナーも見過ごせません。
オリーブ製品やスペイン独特の調味料など 
其処でしか買えない物が有るのです。

バレンシアはオレンジの香り

6・25日 バレンシアはオレンジの香り
 専用バスを降りた辺りの街路樹もオレンジ
ガイドさんが どうぞ!ともぎ取ってくれます。
えっ 取って良いの?
今日も晴天 街中にオレンジの爽やかな風が香りたちます。
其れは 小粒なミカンぐらいで 食べられない!
苦くて腹を壊す!とか・・
 食べられる 大粒のバレンシアオレンジの木も在りますが
収穫はもう少し先だそうです。

 歩いて市内をぐるりと巡ります。
丁度 皇太子妃が来訪中で 取材なのか警備か
空にぐるぐるヘリコブターガ飛んでいてバタバタと五月蝿い 邪魔
 城壁の部分が残る旧市街は 噴水の在る広場に カテドラルと
イタリアのあのロメオとジュリエットの街に似ています。

 立派な建物の市場に入ります。
高い天井はガラス張り 美術館になりそうな豪華さです。
先ず入り口は果物 イチゴやミカンが色鮮やかに山積みされてます。
奥の方にソーセイジやハムの加工品です。
有ります有ります イデリコ豚の生ハム よだれずるですが
値段は普通のハムの三倍ほど 試食は有りませんか?無し 残念
レストランの食事に出る事を機体して買いません!

 市場の前には露店も沢山出ています。
子供の可愛いフラメンコの衣装が売られてています。
フラメンコのエプロンも有るとか?誰か買います。

水道橋

5・何と言ってもスペインはパエリアですが・・
 二時間ほど南下して 道沿いに車を停め
タラゴナの ローマの遺跡の見学です。
ざらざらとした砂岩の遺跡公園を少し登ると
真っ青な雲ひとつない空に架かる 三層の
アーチを重ねた 素晴らしい水道橋が見えてきます。
三十二キロも先の山から はるばると引かれ 
二千年もの時を超えて此処に在ります。
 崩れそうな脇道を添乗員さんに捕まって登ると
水道橋の天辺 水の流れていた溝まで行けます。
切り出された石はセメントも使われないのに水を漏らさぬ
其の正確さ! ローマ人の建築技術に感心です。

 バスは二時間置きに休憩 トイレタイムが有ります。
休憩所にはカフェや小さなコンビニの様な店が着いています。
早速 皆さんお土産探しです。

 八時近くに成って 宿泊地のバレンシア到着
ホテルの部屋に荷物も置く間も無く夕食です。
スペインは何と言ってもパエリア
今夜のメニューは鶏肉のパエリア さぁ頂きましょう。
先ずはスープです。辛いです。
ブイヤベースが煮詰まったような濃い味です。
機体のパエリアも鶏肉がパサパサ!米がホツホツ
 四十年前に来た時は とても美味しく 街のレストランで
毎日食べたんですけど・・・

タパス料理は・・

 4・24日 昼食 そして・・
 バルセロナ市内にはガウディーさんの建造物が
八個も世界遺産です。市内を見学後昼食

 昼食はタパス料理!だと添乗員さんが言いますが
はてさて?何だろう。聞き慣れない言葉?
 大きな皿に イカリングや白身魚の揚げたてが
次々と放り込まれてきます。
ちょっと塩をふって頂きます。
さくさくとして美味しい!いいねいいね
昨日一日は機内料理や 味気無いサンドウィッチ
久しぶりの温か料理を満喫です。

 では バレンシアに向け出発
バルセロナ郊外に差し掛かる頃 左手に王宮。
右手にサッカー競技場 五車線の幹線道路が
一挙に十一車線に広がります。
さすがサッカー王国 十一車線が埋まるほどに
競技のある日は車が犇めき合うのでしょう。

 少しバスは走ります。
昼食のワインが利いて来て うつらうつら・・

バルセロナは何と言ってもガウディーさん

3・24日 バルセロナ市内観光 何と言ってもガウディーさん
朝はゆっくり目で専用バスで市内観光です。
旅行中ずーっと案内してくれる日本人のガイドさんと
現地ガイドさんが着きます。
 僕は四十数年ぶり 個人旅行から久々のバルセロナです。
ガウディーさんの傑作 サクラダファミリア聖家族教会は 
あれからどれ位 進展したか楽しみです。
 バスは近くまで立ち入れないとかで 少し離れて駐車
歩いていきます。
以前は街の中に あの巨大な蟻の巣の様な尖塔が
忽然と聳え立って見えていたと思うのですが・・
なかなか見えてきません??
 あれー ビルの隙間からちょこっと見えます。
数十年の間に街の方がはってんしたようです。
 かなりの観光客がいます。少し並んで中に入ります。
森をイメージした!とガウディーさんが言ってるように
教会内は大木に取り囲まれ手居る様な気がし手落ち着きます。
壁面を飾る彫刻などは かなり進んでいるようですが・・
やはり後世の作品はガウディーさんの意図と懸け離れているのでは!と
思えてしまいます。出来かけのままでいいのになぁー!

 丘の上のガウディーデザインのヴエル公園の散策です。
此方は僕は初めてです。
単独旅行では自力で登らねば成らなかったので省略したのです。
ガウディーさん設計の住宅が点在した田園都市!公園都市計画です。
巨大トカゲや恐竜の足の様な吾妻家 マダガスカル風も面白いが
雨水を濾過して使う エコな考えとか 現代に生かしたい発想もあります。
道も土とか自然な感じの石畳だし トレ君との散歩にもってこい
眼下に市内や地中海が見渡せ 暫く此処に住みたい!です。

ホテルの部屋

 2・23日ホテルの部屋 バルセロナ泊
ホテルの部屋に入ると 無い無い仮面の登場・・と
思いきや あれっ!無い無い仮面は現れません。
先に書いた 無い無い仮面 の文章をじぃじぃさんは
かなり気にしてる様子・・口もぐもぐで
がさごそ手探り 其の内 見えない 見えない!と
無い無いの進化形か変化形 見えない仮面に変身
今回は其方で勝負の様
トイレのドアにぶつかり ベットに足を取られ
見えない 見えないの連発
見えない仮面は大暴れ・・
あれあれ 分かりますけどね!

 今夜のホテルはツアーにしてはボロいです。
トイレもガタガタ トイレットペーパーもゴワゴワ 
浴槽も狭く 毛布も薄い 冷たいシーツ 寒い!
温かい物も食べれなかったし・・
惨めな第一夜です。
ちょっと此れはあんまりではありませんか?

 外国のホテルはウオシュレットは
未だ普及してません!
ひぃっ 冷たい便座で便意も喪失
甘やかされてる我らは便秘です。

いざ旅立ち 一路スペインに・・

1・いざ出発 一路スペインへ
 エンジン音が一気に高まり、ぐいっと力を入れたかと想うと
大きな機体が ふわっと浮かび上がり
ぐんぐんと高度を増して行きます。
 大きな機体に 小さな翼で凄いな!と関心の言葉をつぶやくと
エンジンの推進力と翼の浮力で飛ぶんだ!と 
隣りの座席の無粋な誰かの言葉です。

 全盲が四名 弱視が四名 他の障害が一名 家族と友人の晴眼が二名
計十一名と 男女添乗員二名の ふれあいツアーの出発です。
視力に障害が有っても単独参加を受け入れてもらえる稀有な企画のツアーです。

 安定飛行に成った機内では 食事が配られ始めます。
今朝は空港へのリムジンバスの中でオニギリを食べました。
其れを朝御飯とすると 此れは昼御飯です。
キー空港のフランクフルトまで十二時間・・
真ん中辺りでオヤツが出て・・降りる少し前に夕食がでます。
狭い座席に縛られているので腹が張って仕方がありません。
 フランクフルトでトランジット サンドウィッチが出て、
夜に成ってスペインはバルセロナとうちゃくです。
遅いのでレストランには行けないとかでランチバスケットが出ます。
えーと 今日は何回目の食事でしょうか?
今日は時差が有って 八時間プラスの
三十二時間に五回 腹 ぱんぱんです。

隣りの県でも時差ボケ・・?

 トレ君 玄関辺りで騒いでいます。
こんな夜中に何だろう?と ぐずぐずと起き出します。
えっ!何だ!朝日が部屋の奥まで差してます。
わーっ! 玄関にヘルパーさんも来ています。
なんともう九時ではありませんか?
大慌てで飛び起き着替えです。
寝惚けた頭は 中々行動が着いて行きません。
ズボンが前後ろ反対 ドタバタ
昨夜滞在のリスボンは 九時間の時差
きっと今は真夜中です。
僕は時差の切り替えが出来てません。

 隣りのばぁちゃんが
朝 野菜を持っていったけど・・
トレ君 起きて来なかったね!と言ってます。
トレ君 隣のばぁちゃんが来ると
いつもは一番にお出迎えですが?
え トレ君も時差ボケ?
トレ君は海外旅行は行ってませんよ。
隣の県の高知でしょう!

 帰国二日目 
年を取ると 疲れは二日目にやってきます。
でも 今日は暖か・・頑張って
旅行の片付けをしなくちゃ!

ホームシック

 眠っている僕の肩を トレ君が
ちょいちょいと突いています。
起こしているのか 甘えているのか?
そんな夢で異国の朝を迎えます。
 あー 今はトレ君は居ません。
日本で お留守番です。
 観光は公園を廻り 遺跡を訪ねます。
ふっとトレ君と一緒だったら良いのにな!と
トレ君との 楽しい散策に思いを馳せます。

 三十日 無事帰宅 トレ君を預かって頂いている
PWさんに連絡
えっ! トレ君 ホームシックで体調を崩している!
 僕も旅の途中から 体調が思わしくなかったです。
トレ君と同じくホームシックだったのでしょうか?