月別アーカイブ: 2019年5月

そろそろ引退を控えて・・

 トレ君が9才とそろそろ引退を考える年に成って来た頃です。
盲導犬はいつまで働けるの?とか
聞かれます。10歳までです。
トレ君もあと一年で引退です
じゃ 引退するとどうなるの?と聞きます。
引退犬ボランティアさん所で看てもらったりします。と
堪えると・・
 60才ぐらいの偉そうなオジサンに
そんなよれよれの犬を貰ってもしょうがないだろう・・と
言われたことが有ります。
そんなよれよれと言ったって オジサンも
いつかは よれよれに成って 誰かに介護を
受けるようになるかもしれないでしょう!?
とは 言いたい気持ちを飲み込みましたがね。

 問答県は引退したら 殺処分するの?と
真顔で聞いてくる人も居たそうです。
姨捨山の原理ですね!

高速道路も無人化・・

車で松山に行きます。
友人の車ですが 障碍者登録して在ります。
 久しぶりの自家用車で
料金所が無人化に成って居るので びっくりです。

 少し前 電車の切符を
障害者割引で買う時
牡丹を押して 係の人を呼び出し
カメラの前に 手帳を承認してもらう
そんなシステムでしたね。

 高速道路 半額の手続きも 同じような
システムに変わって居ました。
随分と手間取った感じです。
 其れほど混雑をしている日では無かったので
何とか 焦らずに運転ちゅさんが出来てましたが・・
連休は如何だったんだろうね。

 でも 此の無人化カメラ認証の
システムであるのなら
登録した車以外でも 半額にしてほしい と
想ったのですが・・!?

盲導犬は万能ロボットでは・・・!?

 昨夜は 凄い雷です。
突然 ミサイルでも打ち込まれたように
数発の雷が轟き 家全体を
バリバリと震わせます。
 ピーちゃんはベットから飛び降り
部屋の隅にうずくまって居ます。
いつものお転婆のピーちゃんがブルブル震えています。
大丈夫だよ!と抱いて背中を撫でてやります。
キャンキャン吠えたり 走り回ったりしませんが・・
とても幼く成ったように 腕にすっぽり入って震えています。
雷は いったん収まりかけては また鳴って 長く収まりません。

 盲導犬は雷も怖がらないのよね!と
言う人も居ます。 びっくりして走り出してしまったりはしませんが
特別な事や現象には 黙って耐えてはいますが・・

 スーパーで親しい人に会うと
ピーちゃんは我慢が出来ず 尻尾を振ってしまいます。
其れを観た人から・・ お仕事中なのにね!と
非難がましく言われたりもします。
 友達に遭った嬉しさで そっと尻尾が振れたのです。

 盲導犬は機械でも場万能ロボットでもありません!?
暖かい心で生きてます。わん

 

連休最後に やっと・・

「平山郁夫 シルクロード」銅美術館 5月7日
友達に誘われ行ってきました。
はっきり言って あまり好きな作家ではありません!
線とタッチの無い朦朧とした画面が苦手です。
しかし 今となっては全然観えませんけどね。
友達が絵や展示物の説明をしてくれます。
氏の活躍している頃は まだ視力が有りましたので
作品を思い出すことが出来ます。

 想っても居なかったのですが・・
スケッチに訪れた バビロンからインド チベットや中国の
遺品や発掘物が同時に展示されていました。
正倉院におさめられている様な銀神器やガラス器 
装飾品 布も有りました。

どちらにしても観えませんが・・
何かを感じられまして 感動しました。
触れると もっと良かったのですが・・

 最近 開店したイタリアンのレストランでランチをしました。
海辺に在り 和風の会館をリメイクした
屋敷の素晴らしい建物でした。
海側は全てガラス窓にされていて
海も臨められます。
 隣が八幡神社で松の古木も
風情を添えていました。
 メイン料理は千五百円をプラスして ランプ肉のステーキを
おごりました。料理全体は今一でしたが・・
此のステーキはボリュームも有り満足でした。
連休最後にGW気分を味わいました。わん

盲導犬と暮らしたいのに・・

 ウォーキングが命の修験者さんは
視力の悪化で 盲導犬との歩行を考えたのだそうですが・・
奥さんからストップがかかったそうです。

 一頭目の訓練の時の同級生も
盲導犬を持つぞ!と言ったら
奥さんに鳴かれたのだそうです。

 盲導犬は室内での生活が前提です。
日本の畳の生活では 大きな犬がしつないにいると言うのが
かなり抵抗が有るかも知れません。

 盲導犬くぃーるの物語の主人公は
盲導犬の室内飼いを家族の反対で
やむなく 庭に小屋を建て そこで
暗したりしながらの状態でした。
 のちには 盲導犬の力を認め 家族の
理解も得られていました。

 仲間の女性ですが 御主人に反対されていたのですが
いざ 盲導犬の引退が近づくと
御主人さんの方が手放せない気持ちに成って
亡くなるまで ご主人さんも共に可愛がってくれたそうです。

深い愛情で支えてくれる盲導犬
犬の持つ 限りない力かも知れません!

ワンちゃんの同窓会

 盲導犬訓練所と高知の真ん中あたりに
淡路島が有ります。
海山と自然豊かな淡路島には
ドッグランやドッグホテルが沢山在ります。
時々 盲導犬のボランティアなかまさんと
合流して集まりました。

 始めての集まりの時
訓練所の匂いを感じるワンちゃんが勢揃いしたので
普段は独りっきりで過ごしている
トレ君は わくわく気分です。
 ドッグランも楽しみ 夕食も終り寝る時間に成っても
気分が高揚しているのか眠れないようです。

 我らの部屋は引退犬のジョイくんと
パピーとトレ君の三匹です。
それでもパピーはすぐねてしま居ましたが
トレ君はPWさんの部屋に行ったり
帰ってきたり・・興奮しまくって居ます。
隣の部屋は昨年 PWさんの 高知から
キャリアチェンジに成ったばかりの黒君です。
我らの部屋で楽しい事が起こっていると思うのでしょうか・・
そっちへ行きたいよ^ クィンクィンと
壁にすり寄って来てはせがんでいます。
あ ぁ 其れが朝まで続きます。
まるで修学旅行の生徒のようです。

 同じ訓練所出身のワンちゃん達は
出会うと何かで分るのでしょうか・・
皆仲良しです。婦吠える子がいないので
静かに遊べるのも良いですね。

 トレ君 いい気分転換に成りましたか。
明日から お仕事頑張るぞと
二誌に 東に別れて帰ります。
また 会おうね!

盲導犬は聖火リレーに似て

 盲導犬訓練所の子流会や
各地の交流会 啓発活動 募金など
各種のイベントで訓練所の仲間に合います。
 トレ君のパピーうぉかーさんは
トレ君のパピー時代は大阪在住でしたが
トレ君が我が家に来るひと足先に
高地に転任されたてました。
 トレ君とワン吉だけでは 各種イベントに
参加が困難でしたが PWさん転任が幸いして
四国ハイウェーのジャンクションに住む
我らを気軽に誘っていただき連れて行ってもらえました。
お蔭で盲導犬に携わっておられる
いろんな立場の人を知る事が出来ました。

 オリンピック聖火ランナーに選ばれた時
疎のトーチリレーが まさに
子犬を産ませ 育て 訓練して
芽の不自由な我らに 連携の取れたリレーで
届けて頂ける様ににて 
それらの感謝をこめてトーチをつないでいきました。