月別アーカイブ: 2023年10月

1日の集い・9

 四万十川の堤を 元に戻って 食事処に入り お昼にします。  もう テーブルに歯 いくつもの 大小 の皿や器に ごちそうが盛られ準備OKです ライオンズ会長のあいさつが在ったりしますが 目と 口が すっかり ごちそうに 釘付けですよ!
 高知名物 鰹のたたきが 瀬戸内で見かける物より 何倍も大きく 美味しそうです。 そのうえ欲張って 鰻のかばやきもあるでは有りませんか・・・  盆と正月が 一緒に来たような 贅沢な メニューです。
 誰か 鰻が苦手な人がいるのか 鰻 煎りませんかと 配っていたので ワン吉は それではと もう一つ いただきました。
 そして ご飯の盛りが 多いのにびっくり ワン吉の 2日分より多いです。 力仕事をする 猟師さんの食欲に 合わせているのでしょうか??
ほとんど残してしまったので あー おにぎりにして持って帰りたかった と 今でも残念に おもいだします。

1日の集い・8

 大きな中洲 川の中之島の 脇を 船は進んでいるようです。 目前に歯 四万十川の有名な 沈下橋が 見えているようです。 大雨の時に歯 水面の下に潜って 上流から流れてくる 樹木やゴミを 引っかからないように 欄干も何にもない ぺろりとした橋です。
 中洲は 大菊木々が茂り 瀬戸内では 聞くことのなくなった ツクツクボウシがにぎやかに 鳴いています。 未だ高知は 夏です。
 沈下橋をくぐって 船は 向きを変えて 下っていきます。
真っ黒な パク君は熱かろうかと思い 冷感タオルに 川の水を含ませ 時々 頭にのせてやります。  乗って来バスよりも 船は 揺れることもなく 静かな 一時間弱の 舟遊びを終え 岸壁につきます。
 さぁ 次は昼食です。 川の中では 鰻漁をする猟師さんがいたようです。    新鮮な      鰻が食べられますぞ わんわん ワン吉  

1日の集い・7

  さあさあ 乗船です。 板を渡しただけのところを 行くのかな パク君は怖がらないかと不安でしたが・・・ なんてことはなく ひょいとまたいだだけで 其処は船の中でした。
 この夏の猛暑が和らいだ日でしたが 昼間時価の 屋根のない船では 容赦なく照り付ける太陽で くらくらし曹宇だ と考えていました。 水面を渡る風のせいか 思いのほか 涼しいのです。
 船は 竿で操る 船頭さんのひと月で すいっと岸壁を離れていきます。 離れるとエンジンがかけられて 帆も張られ  多分ですが 川を登っていくようです。 何しろ 目が見えないので 景色の移ろいが分からず 船は静かに 水面に浮いているだけのようにしか 思えません 船べりの席でしたので 手を出して 少しかがんでみると 波をけって 走っていくのが 手に当たる 波しぶきで まあまあの スピードでさかのぼっている力を感じます。

1日の集い・6

そんな感じでもありましたが 2日ほど わが家での取材があり  3日目から 波打つ 太平洋での ロケが始まります。
 改めてこの 海岸の 激しく 打ち付ける波音を聞きます。 ザブーンザブン という夜 どおーん と深く 響く音に 不快失望に 落ち込んだ気もちと 激しく揺さぶられ 鼓舞された あの日の 事が思い出されました。 海辺での 3日間のロケは 終了です。  20年 ぶりに 偶然バスの 運転手さんの おかげで 思いだすことになりました。
はなしは 一日の集いに戻ります。  バスは四万十川の河岸につきます。 そこから 河岸をさかのぼって 川下りの船の乗り場まで 迎えの車に誘導され ガタガタの 包みを走っていきます。
 春にはさくらやツツジが咲き 綺麗ですよ!と 紹介されます。また 春にも来なくっちゃ!
 川下りの船に乗るため 堤からあぶなかしい 階段を下りていきます。 ずいぶんと深いところまで階段が続き 大雨の時は ずーっと上まで 水かさが増すと聞き 驚きです わんわん ワン吉

1日の集い・5

 1日の集い から話がずれますが・・・  20年も前のことになりますが・・・ テレビを見ていますと心に残った旅の思い出 を 募集しています。 PCで 文章らしいものが打てるようになったころでしたので 面白がって 何かを 書いて送ってみることにします。
 そうだ 高知のあの太平洋の波の事を 書くことにします。  いつものメールの ような  こんな風な短い文章でしたが あの日の 打ち寄せる波の 思いを連ねて送ります。
 送信して 1週間ほど過ぎたころです。 突然 テレビ局の ぢぇれくたーと称する 人が わが家に訪れます。
貴方の度を 番組見したい と言い ロケハンに高地にもいってきます。 と 言って帰っていきます。
 えーそうですか? 何が何だか分からず 半信半疑で もしかして詐欺じゃないだろうかね? 後で 金銭を請求されるとか?? と 家族で  頭をひねったりこねたりの日々が続きます。 放映している 番組をのぞいてみると・・・ 1班の人の出演もありますが 半分ほどは 芸能人の出演です。
 それから またしばらくすると あのイレクタさんと カメラマン 音声さんに ミキサーさんと 本格的なロケ隊が やってきたではないですか・・
 その時  居合わせた ヘルパーさんが そっと耳元で なんだかホームレスの 一団観たいですよ  と 教えます。 果たして 如何したもんじゃろか  わんわん