月別アーカイブ: 2009年8月

水筒の水は

「水筒に美味しいお茶を入れて上げよう」
と、言ったら、其の人は言ったのです。
「自分が飲むのなら、ビールでも、
冷たい水でも入れてもらうが、
この水筒は、病気や怪我の人に
出会った時、飲ませる為に持っているから
唯の水で良い」と、
「水筒は病気や怪我の人の
為の預り物だ」とも言っています。
 
戦時中の衛生兵さんの話しですが。
こんな純粋な人も先の戦争では
沢山亡くなっていったんでしょうか。
この世の物は全て天からの預り物と
考えましょう!と、解説されていましたが。
多くの物欲が争いを招くのでしょうね。反省

反省はしますが、
今日食べた美味しいアイスクリームは
明日も食べたい。誰にも取られたくないです。
人の物を奪ってまで食べたいとは
思わ無いのが、
かろうじて救いでしょうか??

電灯を点す時に・・

目の見えないあんまさんが
戦後の大変な時に電気を引きます。
でも其の人は電灯の明りは見えません。
人が尋ねると、
家の外に電灯を付けたのだそうです。
家の前の路地を通る人が明るくなるように
外に向けて電灯を付けたのだそうです。
ぬかるんだ路地を歩く人が、
「ありがとう!」「助かるよ」の
声がとても嬉しいと言っているのです。
と言う話しを、今朝のテレビで聞きました。

隣りのいじわるじいさんは、
自分が家の出入りに必要の無い時は、
外灯を消します。

前の家の人は我が家が
外灯を点けていると、
自分の家の外灯は点けません。

その人達の心の明りは・・?