春眠 暁を覚える。

だんだん夜明けが早くなります。
どういう訳か、この頃の朝は寒いですね。
それでも、トレイス君は早起きです。
「何故?」 もっとゆっくり寝なさいよ。

我が家はコンクリートとガラスの家で
冬の深夜は深々と冷え込んで寒いです。
それで、此処だけの話しですけど、
トレイス君に僕のベットを使わせて上げます。
ベットの空き地にトレイス君の布団を敷いて、
そこで寝てもらいます。

もう それはそれはトレイス君
のんびり、ぐっすり眠り込んで、
「早く起きなきゃ」と、言っても
朝御飯の準備が出来るまで置きません。

「そろそろ下で寝ようね」と、
桜も咲いて貼るらしい気候に成った時、
床にトレイス君の布団を下ろします。
すると、その日からトレイス君は早起きです。
5時半頃に成るとおきだしてきて、
冷たいはなで、つんつん突いて、
「起きないの、朝だよ」と、僕を起こします。
「もう ちょっと寝てなさい」と、
僕はトレイス君を押し戻さねば成りません。
トレイス君は何故か春眠暁を覚えてます。