手探りで

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 このところ木曜日は好天に恵まれてます。
木曜日は陶芸教室に行ってます。
50才を少し過ぎた頃、
絵画が描けるほど、色彩の区別や、
線描が見えなくなります。
 自己表現としての制作の手段として
手探りでやれる陶芸を始めます。
  だから食器作りには興味は無く、
もっぱら造形的な物を作って楽しみます。

 其の頃 山野草や小盆栽が流行ります。
雑誌やテレビでやたら取り上げたりするから
すっかり陶芸教室の仲間もはまってしまった。
 皆に連れられて山野草展にも行った。
小さな草木を買って来て、
自分で造った、小さな鉢に植えて楽しんだ。
 すると、山野草を楽しむ先輩にも知り合いが増え
草木の事を沢山教えてもらった。

 小盆栽を飾る時 後ろに墨絵や書が在ると良いね!
って事で、墨で遊ぶ事もやった。
めちゃくちゃな絵や書も飾ってみると様に成り、
ころっとした冬陶器の鉢の山野草木と
互いに引き立てあっている。

 図々しく展覧会も開いたり、
郷土の陶芸作家展にも出品している。
 絵の具を粘土に変えて、思わぬ広がりがあり、
今も楽しんでいます。