八百年ぶりと言うのに・・・

 1012年5月21日
平安時代以来 和が町でも金冠日食が見える!と、
随分の期待です。
 隣りのばぁちゃんは 観察メガネを買って来ます。
7時28分 此の辺りが金冠です。
隣りのばぁちゃんは前々日から
其の時間に空を見つめ、ここら辺りで此の角度だな!と
シュミレーションです。
 我が家の庭からも 隣りの二階屋の間から
其の時間には太陽が望めます。

 小学校の頃 日食が有りました。
校庭で観察会が有ります。
何処で貰ってきたのか二枚のガラス板を
蝋燭で炙って煤をたっぷり着けた観察板を
友達と造ります。
煤が満遍なく着くのに かなり苦労します。
 其れから濃い目の色のセルロイドの下敷きも
用意します。
 今日テレビでは そんな物で決して
太陽を見ないで下さい!と、言ってます が
50年前の当事は専用フィルターの着いた
観察メガネなんて売って無かったんです。
あんな物で日食観察したから 目が悪いのかな??