夏休みの工作

 半世紀前は自由研究と言う言葉は無かったが・・
昆虫採集・植物採集・工作など
何か一つ作品を作って持って行きましたね。

 何だか 僕の低学年の頃は
箱庭って言うのが流行っていまして・・
平ぺったい箱に土を敷き、
苔を張って、小石で川を作り
庭にしたり、風景を模したりした
景観を造っていました。
 今思うと爺さん趣味の様な・・
何故 こんなのが流行ったんでしょう!

 僕は工作が苦手でやる気無しだったんですが・・
爺ちゃんは器用な人で、
 頼みもしないが水鉄砲や回り灯篭を造ってくれていて、
恥ずかしげも無く 僕は宿題として持って行きました。
 アイデアは兎も角 仕上がりの綺麗さが
一際目立っていて、其処でちょっと恥ずかしかったです。

 姉も夏休みの事では無いが・・
爺ちゃんにスコップやバケツなど
砂遊びの道具一式を造ってもらった!と
言ってました。
戦時中の事だから先生にも関心されたでしょうか!