傍に居て そして・・

落ち込む事が有って、
ベットに横に成って、
天井を見つめてぼんやりしてると、
トレイス君がノコノコやって来て、
「どうしたの」と、鼻を押し付け
聞いてきます。
「あ!トレイス君、ありがとう!」
「此処へ来てちょっと話しを聞いてくれる」
と、ベットの端にスペースを作り、
上ってくるよう進めます。
でもトレイス君は、
「ベットの上は駄目でしょう」と、
上ってきません。
「今日は良いから」と、幾ら言っても、
「俺、此処でいいよ」と、
ベットの上は駄目と怒られた
あの時の言い付けを聞いてます。
良い子に成ったトレイス君、嬉しいけれど
「今日は何だか寂しいですよ!」