リサイタルです・・・

もう お客さんで一杯です。
気取って舞台に登場・・
客席は我が家の裏の畑 
舞台は離れの建物と牛舎の間・・
懐かしいー 昔の風景です。

 気取って登場の割りに我が姿は
よれよれのダンガリーの短パンに
昔 流行った 絞り染めのTシャツです。
揶揄が飛びます。
2場で着替えるからと・・取り合えず始まりです。
父さんが大きなマイクを設置しようとしています。
親戚の叔母さんが蓄音機を回してます。
でも 僕は歌えません!
牛舎から糞尿が流れ出てます。
近所のオバサンが倉庫から歌詞カートを探してきて
皆さんに配ってます。
でも 僕は歌えません。
糞尿を避けて 後ろの方に移動です。
其処で 以前の紙の資料館の館長さんが歌ってます。
舞台を変わってよ!と、言っても
恥ずかしがって変わってくれません!

そこで目覚めます。
なんの脈略も意味も無い夢ですが・・
現実世界はただただ ぼんやりするばかりなのに
夢は色鮮やかで 細部まで明瞭
何だか いつも得した気分に成ります。