八ヶ岳 最後の晩餐

 夕食前に荷物の整理です。
ドイツアンティークのグラス 其れにワインのビン
ガラス物も多いし・・昨日買ったブリキの缶など
壊れない様 うまく荷物を纏めなくっては・・
 明日着て帰る服を残して・・Tシャツなどで包んで
きっちりと詰め込んで行きます。

 あーぁ 産後の晩餐です。
言わないで!と ジョイママさんが
明日からの現実を考えたくないような・・
出来るなら夏の終わるまで居たい!帰りたくないのです。

 コースに沿って料理が運ばれてきます。
今までの一週間のご馳走の話しをします。
思い返してみると 
毎日沢山の美味しい者を食べました。
何が美味しかった?って話しになります。
 そうですね。僕はやっぱり一日目のコースが
心に残っています。日頃の粗食に反して
毎日 繊細な味付けの 心の籠もった食事が頂けるのです。
付け合せの野菜やハーブ、マリネや 
御飯も漬物も新鮮な味わいでした。
 朝食の 焼き立ての大きなライ麦パン
持てないほど熱いのを切り分けてもらい 頂きました。
 八ヶ岳ペンションライフは
リッチなイングランドの親戚に招かれたような
そんな気分の食卓でした。