真夜中の侵入者・・?

 サピエ図書を聞きながら うつらうつらしていると
ピーちゃんが小声で何か訴えています。
うーん 何時だ! おしっこに行きたいのか・・?
 ピーちゃん ベットにしがみついて来て
尚も 何か言って居ます。
 えっ!台所の方で かすかに気配が
すり足で密かに歩く音らしい しゃしゃっ
って音が聞こえるではないですか?
 も も もしかして泥棒・・?
音声時計を布団の中にとりこんで 時刻を聞きます。
夜中の2時過ぎです。
正に草木も眠る丑三つ時 侵入者に最適の時間です。
もしもの時に110番と携帯を握りしめ
布団に潜って居ましたが・・我慢できない尿意が

 手に棒を持って アンテナ役のピーちゃんを
先に建て 電灯を突けまくりながら 台所へ出て行きます。
此の頃 すっかりたくましく成ったピーちゃん
泥棒も驚いて逃げるだろう・・ 逃げてくれるかな・・?

 台所に出ても トイレの方に行っても
ピーちゃん全然 無反応です。
あれー あの足音は何処へ・・
 屋根の上から聞こえています。

 デッキに出てみると 凍りつく様な寒さ
な な 何と雪が積もって居ます。
積もった雪が ザー ザァと屋根を滑って居ます。
泥棒の足音の招待は此れですか?
 あーぁ 其れでもこれで一安心
互いのトイレを済ませて布団に潜り込みます。
で 今朝は朝寝を決め込みました。