迎え火を・・

 今日と五山では 
16日の送り火が有名ですが・・
我が家の当たりでは
 新しい仏さんが出た時
新盆としょうして13日に
墓前で迎え火を焚きます。
 薪の中に生竹を仕込んでいて
ポンポンと成らせます。
一音ごとに仏の国に行った故人が
生山を超えて帰って来るのだそうです。

 隣のばぁちゃんは未だお墓が用意されていないので
角先で迎え火を焚きました。
着て頂いた親戚の方々に撒きをくべて頂きます。
人家の中なので竹は慣らさなかったが・・
火釜が熱せられて チーンっと陶器の良い音を
響かせてくれました。
隣のばぁちゃんも道に迷わず
我が父母の霊と共に帰ってくれたでしょう。

 入り口に 父の沖縄土産のガラス器に
ろうそくを灯し
僕の造った馬を三頭用意しました。
明日 16日には送り火として火をともし
馬で仏の世界に帰ってもらいましょう。
でも 頼りない我らの為
暫く此の世で見守って欲しいです。