山百合がゆらりと咲いて・・

 山百合の花が ゆらりと咲いて ピッくりです。

隣のばぁちゃんの迎え火を焚いた辺りに
白い物がふんわりと漂っています。
ばぁちゃんが帰って来たのか・・?
近づき 手を差し伸べると
大きな百合の花に触れます。

 あー そうだ 数日前
何だか手に触れる物が有るな?と
大きな草かと引き抜こうとすると
鼻の蕾に手が触れたので
そのままにしておきました。
其の時はベルトの辺りまでしか無かった草丈が
丁度 顔の当たりで花を開かせてます。
想えば ばぁちゃんの背のたかさです。
素朴な花形の花が次々と当分咲きそうです。

 ばぁちゃんが この世の我らが心配で
此処で見守って居てくれているのでしょうか・・?