空き家カフェでも

 隣のばぁちゃんの突然の死で
あっちこっちにあったものを
急遽 車庫に放り込んでいました。
やっと 其れを片付ける気に成って
ちょっとづつ取り掛かって居ます。
 
 その車庫は ずーっと依然
戦後すぐごろから 母が店をやって居た所です。
十年ひと昔って言いますから
なんぼもの前の昔の話に成ります。
 途中で母屋に継ぎ足して
店を大きくした後は・・
其処は 父の車庫に成って居ました。

 壁や床はだいぶ変わりましたが
天井や小窓は店の頃のままです。

  戦後は田舎では娯楽の場所も無く
子供ばかりでなく 青年も沢山集まって
夏は葭簀を渡した日陰で
将棋やカルタをしたり・・
 冬場は火鉢を囲み 餅やするめを焼いて
居酒屋の様な賑わいでした。

 いろいろと懐かしく思い出されて
この場所で 何かの店をやって見たい様な・・!?
気持に成りました。
 今はやりの空き家利用のカフェとか
骨董屋でも・・