小さな送り火

 昨日まで賑わっていた我が家ですが
ひとりふたりと 
仕事や学校の都合で 津ぢ津ぢと
帰って行ってしまいました。

 窓辺で小さな送り火を焚きました。
父や母 姉の霊も あの世に帰って行きます。
 お盆の間 何となく気配を感じていた
亡き人の存在医も 消えていくようです。

 夜に成ると すっかり我が家は寂しく成りました。
昼間 親戚の お姉さんやお兄さんと庭を△ベースように
駆け回ったピーちゃんは
もう 満足顔で夢の世界
あれー 何故か
 庭のコオロギさえも 一匹だけが
コロコロと寂しげに鳴いてます。