盲導犬の苦難

 小学校の福祉授業を言っているので
ピーちゃんに 声を掛けたり触ったり
する子はいません!が
 出くわした小母さんのグループは
あっ 盲導犬だ でも触ってはいけないんだよね!と
言いつつ 周りを取り囲んで・・
流石 利口そう かわいい 私犬大好き と
さわりこそはしていないが 鼻先まで顔をちかづけ
てます。
 うーん それじゃ 触ってるのと同じですよ!
言いたいことを言い まんぞくすると
さぁーっと行ってしまいます。
後に取り残された我らは 調子を崩してしまいます。
集中力をそがれたピーちゃんは 戸惑ってます。
 青い空も黒く見え 陰影をなくした
今の視力では 建物や木立から
その場の様子や方向を見極めて歩み出すことが出来ません!
暫く 呆然と立ちすくむばかりです。

 その犬 なんぼしたん!高いんやろ!と
無神経に話しかけてくる オジサンも居ます。
そんな事にこたえなきゃいかんのですか?とは言わないが
むっとして 彼方はだえれですか?と
聞き返すと ムニャムニャと言いつつ離れて行きます。
 地区の人や知人で会っても 長売りの人は
ちょっとした言葉だけでは 誰か判断はできません!
出来れば名乗って欲しいです。

 散歩の途中でも お早う御座いますと言っても
だまって通り過ぎる人がいます。
せめて挨拶は蹴返してほしいです。
暗闇を往く我らです。声からの情報だけでも欲しいです。
なかなかコミニケーションは大変だぁ わん