もっともっと怖いオバサンも居ました
幅1.5メートルほどの小道で
オバサンと擦れ違います。
私 犬嫌い と小母さんは言います。
はいそうですか と トレ君のリードを引き締め
道端ぎりぎりまで避け 崖に向いて立ち
オバサンがゆき過ぎるのを待ちます。
オバサンはおそるおそる通り過ぎて行きます。
そして 十メートル以上も行き過ぎた辺りでふりかえり・・
そんな 大きな犬には口和してもらわんといかん と
土星を浴びせます。
それが あまりにも突然で 我らはびっくりです。
犬が嫌いなのは仕方ありませんが
盲導犬は吠えたり 唸り声をあげたりしません!
トレ君もピーちゃんも いぬきらいな人はわかります。
だから 知らぬ顔をして そんな人には
興味も示していまSん!
何で どなりつけられなければいけないのでしょうか
トレ君は なになに どうしてなのと
不満顔で 訴えてきます。
そうですね オバサンこそ口に
ガムテープ張って下さいよ!と
怒鳴り返すわけにもいかず
やり切れぬ気持ちでかえります。 わんわん