ボテ茄子の丸焼き

 豚肉の味噌炒めを造ろうと思ったのだが・・ 肉も味噌も不足気味だったので 茄子とジャガイモの炊き合わせとなりました。
 子供の頃です。 庭の隅の野菜畑で 大きなボテ茄子が 出来ています。 家には薪木で沸かす五右衛門風呂が在ります。 其の焚口の熾火に その大きな茄子を 放り込んで、丸焼きにします。 うまく仲まで火が通ると マルコ焦げの茄子を引だし 火傷のしそうな暑さを我慢して、焦げ た皮を向いて行きます。 子供の僕の手では 火傷の 水膨れが出来るので、父親が その係です。 それを 生姜醤油などで食べます。 粘りのあるみが、とても甘く 忘れられない 夏の味です。 スーパーで買った茄子では とても味わえない ワイルドでもあり、 自然の味の深見ををおもいだします。 皆さんも 食べたことが有るのかな!?