受難の日でちゅ!

検疫の為の抗体検査の採血に
朝から動物病院に行きます。

「ぎゃん」 トレイス君悲鳴です。
「あ、あ、神経を刺してしもた」と、獣医さん!
「こんなに大きな血管なのに何で刺せんかったんだろ?」と、
獣医さん 首傾げてます。
「むっ!こっちが聞きたいです」
怯えたトレイス君の前足に再度挑戦です。
今度は何とか旨くいきます。でも
「ちょっと 少なかったかな」と、
ぶつぶつつぶやいてます。
もう一回は止めて下さいよ。

「ぎゃン」 またまたトレイス君の悲鳴です。
「後ろ足の外側の爪、ちょっと伸びてるね」
「切っておきましょう」と、お愛想です。が
が、獣医さん、またまたミスで、
トレイス君の爪から血を噴いてます。切り過ぎです。
トレイス君、怯えて顔、真っ青です。

「あ!あ、こんなに恐がらせてしまうた」と、
獣医さんも、しょんぼり、反省です。

帰りの車のなかで同行のヘルパーさん
「あの先生 如何したぁん!」と、不信顔!!
「他の病院に変えたら」と、まで言われます。
「それとも私の美貌に見とれて、あがったんやな」と、???

其の日いっぱいトレイス君は、
予期せぬ受難にしょげ切って、
深く丸まったままベットから出てきません。