早三週間が過ぎました!

 トレ君が永眠して三週間がたちました。 人の場合 一週間目ごとに 親族 演者が集まり 七回目の四十九日まで 故人をしのび 安らかな 永眠を願って お経を唱え 祈ります。
 四十九日まで 霊魂は 家にとどまり 仏の道を目指しての 修行をしているそうです。 残されたものの唱える経文や 思い出でしのぶことが・・ それを助けるとも言います。
 この頃 トレ君が 我が家に来た日のことが思い出されます。 現地訓練を終え 訓練士さんが 帰っていきます。  いつもの時間に夕食を食べさせ トイレを済ませ いざ寝ましょうか! と 思うと 今まで普通であったのに  突然 クィーン クィーンと 切なげに泣き始めます。  昨日までたくさんの仲間と暮らしていたし 半年間 付きっ切りで面倒を見てくれた 訓練士さんもいない状態に  不安と切なさが こみあげてきたのでしょう。  しばらく 放っておいたのですが ますます 幼児のように くうに向かって おっぱいを探す赤ちゃんのような様子で泣くのです。
僕はお母さんが赤ん坊を寝かしつけるときのように 子守唄をうたって 背中を軽く ポンポンしていると やっと 落ち着いて寝てくれます。
 あー どこだかわからない とおーくへ来てしまったものだと・・ 戸惑っていたのでしょうかね!?  でも さすがトレ君です。 泣いたのは その夜 一晩だけでした。 わん