美術散歩ー汐留

「クールベと海」 4月22日 パナソニック美術館 ボクちゃんはクールベのドラマチックな海に胸打たれ アップアップ言ってます。
僕が 肇て見たのはが クールベの海というか 大きく波を 描いた絵です。 松方コレクションのなかでも 美しさとロマンを秘めた絵でした。 姉が東京土産に勝ってきてくれた 松方コレクションの大判写真を観て感動!!   高校の美術部に入り 油絵に打ち込んでいたころでしたから 大きなキャンバスを抱えて 早速城山山崖下の岩場に出かけます。  なのに現実は・・ 波はチャぽちゃぽ たらいの中のような チっこい波 そのうえ 冬至は 今ほどにも 公害問題が厳しくなく 製紙工場から垂れ流された 苛性ソーダで赤黒い水 とてもクールベの清涼とした色彩が在りません。 で 僕はクールベに成れませんでした。
展示には 日本国内に在るクールベが 集められているようで 輪が愛媛県からも3点の貸出です。 その内 一点は小島に松の木が 著ろりと吐生えている枝とか・・ えっ それって場爪漱石の 「ぼっちゃん」に出てくるターナー島!? いや そんなことは無いでしょうが・・ エヒメ県は ターナー島だと思って 買ったのだろうかね??ワン吉