美術散歩ー練馬

「電線絵画展」4月 練馬区立美術館 テレビの美術展案内で聞き 面白い企画だな と ぼくちゃんに連絡 でも なぜか言ってはもらえなかった。 随分と残念な思いがする。
 大正時代の 浮世絵版画家から 大正ロマンの画家 昭和の大家 まで顔をそろえている。  電柱が街の風景として存在し 小説の中にも 電柱にともる街灯がポイントに成ったりしている。 文化の発展を進めるように 電線が町中を走っていきます。
 僕の小中学校頃は 飽きには写生大会が在り 大きな画板をもって あっちこっちの 町の風景画を描きました。 どうしても 電柱と電線を描き込まずには なりません! おぼつかない筆使いでは  細井電線はうまく書けません! そのたどたどしさが それはそれで 子供らしい素朴さとなって 入賞をします。
 岸田劉生の初期の風景画は まさに それです。  小糸源太郎は素晴らしく モダンに描き込んでいます。  どちらにしても 懐かしいレトロな ノスタルジー を感じさせます。 一つ 電線をテーマにした 作品のイメージがわきました。ワン吉