嘆きのベンチ

撤去の始まっている スーパーのベンチに ひっそりと座って 子のオオガタスーパーの 出店に わくわくした日の事など 懐かしんでおります。
 先日も  独り座っておりますと 80歳過ぎたばかりの おばさんが よたよたと近づいてきて 隣に座っていいですか と 倒れこまんばかりに 返事も聞かず ドスンと転がり込んできます。 。 ワン吉は しっかりせよ と抱き起し?  どうしましたと聞けば・・・  此処のスーパーの 衣料品売り場がなくなると聞き ずーっと向こうの シマムラとやらに 下着を会に行ってた とゼイゼイ言いながら 話します。  そうですね 歩いていくには少し遠いかもです。 あーぁ 身近にあった なんでもそろう スーパーがなくなるとは お年寄りには 苦労です。
 今日は 片隅に 寄せられてある 衣料品二得点が ついた 感謝セールの日です。 ワン吉は店じまいセールで 捨て値で 放出だろうと期待して ヘルパーさんを時間延長してもらい 今後の分を買い込んでおかねばと 勇んで出かけます。  
 あーぁ 残念 品物が少ないのに 値引きも少なく 買い込んでおくほどのものではありませんでした。
 まだ  スーパーの 行方は 知らせられていません。 ワン吉の この 嘆きのベンチは残るのか 一気にさら地になるのか まだ 分りません。
 琵琶湖のほとりのベンチのような ロマンモナイベンチ 誰からも忘れられてしまう ベンチです  わんわん