OB展ー2

 では その年の夏休み OB展の開催を 決定します。  かと言って その当時 市内にはギャラリーなどはなく 人の集まれるところは 死人会館しかありません。  とりあえず そこを抑え 準備開始です。
す 幸いなことに 大学生や専門学校生など 何人もの人手が在り 全く 高校時代の クラブ活動 そのままの体制で 案内状を作り ポスターをシルクスクリーン印刷で モダンな物が出来上がっていきます。
 市民会館の借りたホールは 絵画をかざるようなパネルもなく 高校時代の 文化祭の要領で 机を積み重ね 材木屋の息子が 木材を調達してきて それを机に結わえ 幕を張って 展示出来る壁を作り上げます。
 人海戦術で何とか ギャラリーホールの完成です。
 そこに 作品を飾ってみると・・・ 高校の教室よりも とても立派な美術館です。つづく