養護施設に勤めていた時です。
学期に一回ぐらい
「買いもの訓練」なるものが有りました。
町に出てランチを食べて、
子供の好きな雑貨や、出来始めたばかりの
スーパーマーケットで漁ります。
其れが子供にとってどんなに待ちどうしく、
楽しみだったでしょう。

今の僕の「買いもの日」と、同じ思いでしょうか。
いや、僕の感激などは子供の数分の一でしょうがね。
僕は店に入っても深い霧に迷い込んだような感じで、
自分では何も探せません。

先週は洗濯バサミを買いました。
先ず雑貨の所で探したのですが、
ヘルパーさんが手に渡してくれたのは、
前に見つけていたグッドデザインでも無く、
バネも弱そうです。
次は日用品コーナーで探します。
あ、有った！と、
ヘルパーさんが手に触らせてくれます。
しっかりした形でバネも強そうです。
色は白にピンクにブルーが有るようです。
ブルーを買いましょう。

早速、帰って物干し竿に付けて見ます。
いい物を、探せた時、買えた時は
とても嬉しいです。
ささやかでも、喜びの有る買いもの日です。