月別アーカイブ: 2010年3月

波の音がする洗濯機

乗り換えた、セール品の洗濯機はです。
三千円安くって、其の上一リットル大きい、
八リットルの製品です。
八万円の物が五台限りのセールです。
うーん、今日は着いてます。ラッキー!

予約して帰ります。
家に帰って、うきうき、わくわくです。
洗濯機が届く日が待ちどうしいです。
日曜日の夜、電話です。
「明日の12時から2時の間におとどけです」と、
配送係りさんが言ってます。
何でこんなに嬉しいのでしょう。
子供の時に、玩具の船を買ってもらった時の様ですね。

月曜にです。昼前に早くも洗濯機が届きます。
風呂場の脱衣場にぴったり洗濯機は納まります。
窓際に洗剤を並べて洗濯コーナー完了です。
ではでは、試運転にタオルなど洗ってみましょう。
全自動の設定されたお任せコースで洗います。
ポッチンの有る電源と開始のボタンを押せば
洗濯機は水を貯め、グイーンと動き始めます。
ざぶーん、ざぶーんと、
波打ちぎわの音を発てて洗ってます。
洗濯層の底が大きく波打っているので、
そんな音に成るのですか?
コーヒーなんか飲みながら、午後の一時、
潮騒の音を楽しめます。
すると突然、洗濯機のリズムが、
ごしごし、ごしごしに変わります。
わー、頑張ってるなって感じです。

今まで洗濯機は外に在ったので、
洗濯機の音を楽しむ事は無かったです。
いいね、いいね。
昨日から、瀬戸内は晴天です。
自分の衣類が終わると、トレイス君の毛布、そこらの敷物、
全部、洗濯機に放り込んでは洗います。
自分も洗濯機に飛び込んで洗いたいです。

洗濯機を買った顛末でした。おわり

ラッキー・洗濯機フェアーです。

さぁ!洗濯機を買うぞ!と出掛けます。
先の土曜日に電気製品に詳しい
友人が着いて来てくれます。
洗濯機なので友人の奥さんも来てくれます。
其の日は丁度、近くの量販店が
洗濯機フェアーの開催日です。
なんとラッキーです。
折込チラシが入っていたので、
電気店は朝から賑わってます。
お買い得賞品がずらーっと並んでいます。
一万円代から十数万円代まで在りますね。

「七リットルはないと毛布が洗えないよ」と、
隣りのばぁちゃんに言われてます。
洗濯物は、お日さまに当てて乾かせたいです。
だから乾燥機は付いてなくって良いです。
そこら辺りに焦点を定めて探します。
各メーカーが五万代で揃えてあります。
どのメーカーも似たり寄ったりのデザインです。
見た目で「此れが好きだ!」と、言うのが有りません。
あとは性能です。

表示が見えません。点字は点いてますが・・出来ません。
「音声案内のは有りませんか?」
「当店には置いてません」って、言われます。
そうですか、それでは五万代ので絞り込みましょう。
「洗濯機はモーターだね。モーターならH社が良いね」と、
友人に進められます。店員さんも同調です。
「H社のは叩き洗いで、ちょっとうるさいですが」と、
店員さんが、正直です。
「じゃ、これを」と、五万八千円で決めようとした時です。
隣りに同じ様なものが五万五千円です。
あれっ!三千円安いです。「古い形なの?」
それは、本日の目玉商品で、
五台限りのセール品です。「なにっ!」
なに、なに、なにと、そっちに乗り換えだ!

昔は・・洗濯事情!

お婆ちゃんが亡くなって30年に成ります。
それからお爺ちゃんと二人暮らしになります。
僕は午後からの仕事だったので、
午前中、家に居て、洗濯は僕の役目です。
家の庭に井戸が在って、モーターポンプで
井戸水を汲み上げて使っています。
その井戸小屋に洗濯機も置いて在ります。
其の頃は二層式の洗濯機です。
洗い、脱水、漱ぎ洗い、脱水と、何度も洗濯物を
洗濯層から脱水層に入れ替えます。。
時間を見計らっては出たり入ったり、
冬など、寒いし、冷たいし、大変です。
それから寒風すさぶ庭の洗濯干し場に
干さねばなりません。
治りかけた風邪も其の度にぶり返しです。
あーあ、せめて家の中に洗濯場が在ればと、思います。

「昔はたいへんだったんだ」と、お爺ちゃんが言います。
川に持って行って下洗い、
そして、タライと洗濯板でごしごしです。
「贅沢を言っては切がない」と、言われます。
そうですね。初めて洗濯機を買った時は嬉しかったです。
其の頃は未だ脱臭層が付いて無くって、
ローラーの間を洗濯物を潜らせて絞ります。
そのちょっとしたシステムが子供心を刺激です。
争ってローラーを回させてもらいます。
それが思いの他、脱水出来て、楽しくも有りましたね。

お婆ちゃんはタバコ屋さんをしてました。
亡くなって6年ぐらいは、
お爺ちゃんと僕でタバコ屋を続けてます。
朝、洗濯物を干してると、
近所のタバコを買いに来た小父さん、オバサンが、
小春日和の庭で、しばし無駄話などしていきます。
洗濯物も秋空にたなびいて
今思うと、それものどかな田舎の風景でしたね。

家具パズル

我が家の風呂の脱衣室の洗濯機置き場から
棚を一つ引っ張り出したけど、
其れを置く為に居間の棚を一つ
向こうへ押しやらねば成りません。
そして押しやった棚を置く為に、
もう一つ向こうの棚を向こうに押しやります。
そんな訳で我が家中の家具をぐるぐる回しです。
しかしです。家の広さは変わりません。
其のパズルゲームの中で,ど入りきら無い
家具が二つほど、弾き飛ばされて溢れます。
どうしても壁際に治まらない家具が二つ
部屋の真ん中でしょんぼりです。
まあ、其の事は後で考えるとして、
今は洗濯機置き場です。
お陰で風呂場の脱衣場の洗濯機置き場が、
建設当初の設計どうりの現状に成ります。
これで洗濯機が買えます。
我が家が出来て15年目にして、在るべき所に
洗濯機が入ります。
広くなった空間を見ながらわくわくします。

洗濯機が故障です。

お爺ちゃんが生きてた時に、最後に買った
全自動洗濯機を貰って使ってました。
それも隣りのばぁちゃん所の外の
井戸小屋に置いて使ってました。
其の前は二層式だったので不便でしたが、
全自動に成ってとても嬉しかった。
洗濯物を入れて、洗剤を入れて、ポンと蓋をしてれば
洗濯はできあがるのです。
でも貰って三ヶ月で調子が悪いです。
古いからと言って買い換える時貰ったのだから
仕方の無い事では有ります。
お爺ちゃんが逝って今年で13回忌、
13年は経っているのが確かです。
限界かもしれません。買い替え時かも知れません。

先週から最後の脱水が出来ません。
がっちゃん、がっちゃん、がっちゃんと
何かが引っ掛かる音がして脱水途中で停まります。
洗濯物はびっしょりのままです。
それを捨てずに置いていた二層式の脱水機で脱水です。
「買わなきゃいけないね」と、ばぁちゃんに言われます。
僕の服や敷物にトレイス君の毛が着いているので、
ばぁちゃん所の洗濯機は使わせてくれません。

我が家のお風呂の脱衣所に
洗濯機置き場を作っています。
でもそこに棚を一個置いて、着替え質に成ってます。
洗濯機は置けません。
新しい洗濯機を買ったら、是非其処に置きたいです。
正規の場所、有るべき場所におきたいです。
と、思い出したら、思い切って脱衣場の片付けです。
この棚を何処に持って逝きましょうか。
我が家は異常に家具が多いです。
棚を引っ張りだして、と・・・

東京周辺車椅子事情

ゆりかもめは「福祉」という項目が券売機にあって、単独移動でも割引が効き、子供料金で買わずにすむ。子供料金切符を使わないですむメリットは大人用PASMOで割引切符が購入できること。いちいち小銭を出さないですむので、手が悪い人間にとって便利かなと思う。

車椅子スペース情報
東急線

2号車と7号車だったかな。とにかく前から2両目後ろから2両目の車両にあって、すべての線にある。

西武線

あるときもあるが、あまりスペースありの電車に出くわさない。

小田急線:ある。端っこの車両にたしかあった。

メトロ:それ以前にホームにたどり着けない駅が多い。

横浜市営地下鉄:ある。たしか端っこ。

みなとみらい線

前から2両目後ろから2両目の車両にあって、すべての線にある。

一番使いでがいいのはゆりかもめ、東急線、みなとみらい線。私鉄は広い改札が必ず一つあるので、改札を通りやすいです。JRは車いすで出られる改札はなく、窓口を通過しなければ出られないからお客さんがたくさんいるときは改札通過にものすごい時間がかかります。

JRは乗る場所を言わないと駅員さんに都合のいい場所に乗せられてしまうので、「車いすスペーーーーす」と大きな声で言いましょう。それでも浜松町と新橋はお客さんの出入りの激しい、普通の場所に乗せようとするので要注意です。駅員さんは「安全のため」と言ってます。私は意地でも車いすスペースに乗ろうと「車いすスペーーーーす」と言い張るのですが、最近は負けてばっかりです。

☆東京近郊の車椅子さんからのレポートですが、都会は田舎ののんびりとした対応に反して、溶融が無いのか厳しいですね。車椅子さん頑張って下さい。

車椅子情報inTOKYO

このあいだ新聞に電車内の車イススペースの話がのってました。健常者が荷物をいっぱいに置いて、このスペースに入れない車イスユーザーがいたが、助けてあげられなかった、という話でした。

そんなの普通。いつものことです。車いす用駐車スペースと状況は同じです。混み合う電車で車いすスペースだけは空けとけっていうのも無理だし、途中から乗ってきた車いすのためにその空間を譲れと言われても、まず無理だろうな、混んでて身動きが取れないのだから。

車イススペースはだいたいどの路線にもあります。首都圏のJRでは

・湘南新宿ライン、宇都宮線、高崎線

1号車の2号車寄り、10号車の9号車寄り、11号車の12号車寄り、15号車の14号車寄り。10両編成も1、10号車は同じ。3つドア車両にはまったくスペースがない。

・山手線、京浜東北線

1号車の2号車寄り、11号車の10号車寄り。

・東海道線:オレンジと緑のツートンにはない。

・新幹線

個室、イスを取っ払ってある普通の車イススペースがあるが、車いすがデカ過ぎるとデッキにいてください、ということもある。金返せ。

ゆりかもめ:ある。

ちなみに「福祉」という項目が券売機にあって、単独移動でも割引が効きます。

体験レポート!

観音寺で、快速から鈍行列車に乗り換えです。
此処までは早く着いたけど、30分ほど待たされます。
そろそろ冬の夕刻、風は冷えてます。
鈍行に乗り換え、二駅が過ぎて直ぐ我が駅です。
来た時と同じく4人が下ります。
車窓さんの誘導で駅員さんがスロープを敷いてくれ、
手際良く下車です。
後4人を残して、鈍行列車で行く、盲導犬と車椅子の
小さな旅が終わります。

☆我らの次ぎに無人駅下りた隊長さんのレポートです・・
寒川駅ですが、駅員さんが新居浜から自動車で来てくれていました。スロープももってきてくれます。
基本的に連絡入れていたら、そういう対応だそうです。

スロープ持参で勝手に乗ってもいいか?と聞いたら、連絡がほしいということでした。

責任がどうとかです。
これぐらいの時間帯なら対応できるとのことでした。
気持ちのいい対応でしたよ。
何回か使ってたら勝手にヘルパーさんと乗れそうです。

○お願いする時の電話の対応は我がK駅はとても親切だったのだが、隣りのM駅は今一との事です。
対応が悪いとひるみますね。

☆わが市の一番外れの小さな駅でおりたNさんのレポート
関川駅は降り口のホームが狭いので、電動車椅子の方はきついかな・・

他は、隊長が言っているように新居浜駅からスロープ持って来てくれて、気持ちの良い対応でしたよ。
今度、俺んちで、列車でみんな来て、バーベキューでもやりますか?
トレイス君も、雑種の年上の兄ちゃんも居りますから・・ちいちゃいけど・・ 
○ありがとう御座います。トレイス君大喜びです。

今後JRも言ったらどんどん使えそうかなと思いました。
また行きましょう。

ーそうですね。我らも良い体験でしたが、
JRの駅員さん車掌さんも、そして乗り合わせた乗客の
皆さんも貴重な体験になったのではと思うのです。
楽しく、新しい発見も有った小さな旅ありがとう!
基本的に無料の制度としてあるサポートは助かります。
障害の有る我らも恐れず外に出ましょう。

お世話に成った皆さん、読んで頂いた皆さん
お付き合いありがとう御座いました。
ではでは              おわります。

電車ごっこ!

隊長さん達は何処でご飯食べたのでしょう?
「少し向こうへ行くと、スロープの置かれた中華店が」
それで、嬉しくなって、其処で食べたのだそうです。
其の辺りには治療院も老人施設も在るのです。
需要と供給と言うか、必要が生んだサービスです。

時間が来て、駅員さんに誘導されて改札です。
最近はだんだん自動改札になっていて、難しいですね。
車椅子は幅は大丈夫ですか?
帰りは観音寺まで快速列車です。
電車の形態は鈍行列車と同じです。
で、同じ場所に乗せて頂きます。
そろそろ下校時間です。ちょっと混んでます。
「車椅子のるので」と、車掌さんが言って
ドアの辺りの人達を移動させてくれます。
トレイス君と乗り込むと、
座っていた女学生さんが席を譲ってくれます。
朝、来る時と同じ我らのスペースが出来ます。
だが今度は運転席の直ぐ後、一番前の席ですよ。

動き始めると大はしゃぎ!
ボクは運転手、キミは車掌と電車ごっこです。
あ!前から電車が来ます。単線だから
「衝突だ!」と、騒ぎます。
大丈夫!小さな駅で左右に別れ擦れ違います。
やれやれ!童心に帰って楽しみます。
でもトレイス君は後を向いてすましています。
「可愛いわ!」と、中程の座席から、
女学生さんがトレイス君を見て囁き合ってます。
それでそっちに良い顔見せてます。
イケメン車掌のトレイス君ならJR復興に尽くしますね。

勝手にオープンカフェ!

骨付き焼き鳥パーティーで
盛り上っているNさん、M君を残して
僕とK君の兄さんで駅前の美術館探索に出掛けます。
彼らはビールを追加注文して、
あ、あ、真昼間から出来上がりつつあります。

美術館、来る度思うのですが、
絵は見えるのに、もやもやとして
何が描いて有るか見える絵が無いです。
野口イサムの作品が一つぼっんと置かれている、
青空の見える屋上庭園に出ます。ほっとする空間です。

ケイタイを掛けると、あー便利です。
隊長さん達は美術館前に居ると言うので、其処で合流、
そろって駅に帰ります。
乗り込みまでちょっと時間が有ったので、
安い!百円のカップの自動販売機が在ります。
それぞれ飲み物を買います。
駅のホールは吹き抜けで寒いです。
日が出て外の方が暖かいよ!と、駅前広場に行きます。
広場には讃岐名物の石がごろごろと置かれています。
石なのに暖かです。春の日差しが戻って
石も陽気を吸収しています。
暫く我らはオープンカフェを楽しみます。
客待ちの駅前タクシーの運転手さんが
「うーん、凄いな!」「立派なー!」と、
皆さん出て来てトレイス君をしきりに褒めてくれます。