月別アーカイブ: 2013年5月

黒い闇ー3 救急車が来ない!

 吐き気がして
失明したかも知れない!と言う恐怖と衝撃で・・
僕は通りに出て隣のばぁちゃんの玄関も探せず
突き当たった其の場で へたり込んでしまいます。
ベストのポケットから携帯電話をだします。
携帯は くにゃりと歪んでいて使えそうにありません!

暫くして ふたり連れの女の子が通りかかり
隣りのばぁちゃんを呼んで来てくれます。
ばぁちゃんは大慌て、先ずお隣の元ナースさんを連れて来ます。
其れから119に電話をしたようです。
其の間に 元ナースさんは 僕の様態を確かめたり
座布団を持ってきて僕の体を横たえてくれます。

 なかなか救急車 来ないね!と元ナースさんが焦っています。
我が家から救急本部までは近いですが・・
救急車の到着が遅いです。
 あっ 来ました。三名ほどの救急退院さんが
手早く 血圧を測り 瞳孔を覗いたり
頭の傷を確かめています。
出血も治まりつつあるようです。
 其の頃に成って 目に白い光が入るのを感じる様に成ります。
あー 視力が戻りつつあるようです。
すると だいぶ気分も治まって 吐き気も止まります。

黒い闇ー2

 納屋の二階の雑多な荷物を
あっちこっちとパズルのように避けながら
移動してきた洋服ダンスが窓際に在ります。
市役所の正午を知らせるチャイムが鳴ってます。

 あー お昼だ タンスを下ろすのは次にしょう!
友達が来たら手伝って貰おう。
トレ君のオシッコをさせて、お昼を上げよう!
と、思ったのですが・・
 あと一息だ!けりをつけよう。と
梯子を持ってきて 納屋の窓に架けます。
やっぱり 一人では無理かな?
先日 二階から落ちて亡くなったKさんの事を思います。
危ないな と尻込みです。
しかし 二十数年前 此のタンスは僕が一人で
よいしょ と担ぎあげたんです。

 ままよ と僕は梯子を上り タンスを窓から引き出します。
ずるずるとタンスは出てきます。
左手で梯子を持ち 右手でタンスを支え
梯子に添わせながら そろりそろりと下りて行きます。

 其の時 ガッタッと 予想外の重みが手に掛り
其の衝撃で 僕は ドシンと尻餅を搗く様に
地面に落下です。イタタタタァ!
尻から落ちて 後ろに倒れます。
其の時 後頭部に グッキと嫌な衝撃です。
後頭部を手で押さえると生暖かい物が流れています。
起きようとしても全身の痛みで起きれません。

 暫く蹲っていましたが・・
誰かに知らせなきゃ!医者に行かなきゃ!と
ゆっくり立ち上がります。
納屋の窓は路地に面しています。せめて通りに出なければ・・
痛さで閉じていた目を開け 方向を見ようとします。
だが 目を開けても 周りは真っ暗 
目を開けても 閉じても 黒い闇です。
頭の打撃で 完全に失明したのか・・?

黒い闇ー諦めない

 連休前半はお出掛けでした
後半は読書三昧を決め込んでました・・
だが 勿体無いような五月晴れです。
 友人達も言ってました。
家の整理もしなきゃね!って
じゃ 僕も 最終日の午前中だけでも と
納屋の二階に上がります。
納屋の二階には 古い洋服ダンスが在ります。
そうだ 此れを こんな所に放って置くのは勿体無い
部屋に持って帰って使おう!
部屋には整理できない洋服が積まれてます。
 しかし まあ長い間 納屋の二階に
雑多な物が放り込まれてます。
奥の洋服ダンスは中々取り出せません。
やっと引っ張り出すと・・階段からは下ろせません。
そうだ・・ 此れは窓から入れたのです。
其れから 荷物を掻き分け 掻き分け窓際に引っ張ります。
其れが思ったより困難で 何度も何度も
諦めっようか!と 思います。
ここで諦めては 今までの努力は無駄です。
元に戻すのも大儀です。

白い交差点

  無事 国道に・・
其れから 少し南に上って 
県道と交わる手前が我が一族の墓地です。
国道は歩道も広く 安心で歩けます。

 しかし もう一箇所 難関が在ります。
県道に交わる手前で 右の細い道に
下っていかねば成りません。
其の角にはCDなどのセコハンショップが在ります。
其処をクリアすると 後は一本道です。

 だが・・ 変な感じです。
歩道が何時もと違って 砂っぽい感じ・・
うーん 分からない 景色は朦朧と霧の中
もう少し歩を勧めます。
あれっ!周りに車の気配が・・
セコハンショップの駐車場に紛れ込んだのだろうか?
 すると 突然 女性の声が・・
危ない!交差点の真ん中ですよ!と
叫んでいます。
あー 如何したらいいんだろう!と
其の女性は混乱気味です。
其の女性は運転中なので誘導できないようです。
今 動くと危ない!あっ 今です。
車が途切れました。右に行って下さい!と
指示してくれます。右によると・・
こっちだ!と 歩道に居たオジサンが
手をだして歩道に引き上げてくれました。
何時の間にか車道に入ってしまっていた様です。
初夏の眩しい太陽の白い闇の恐怖でした。

白い闇

夏の光が眩しく 初成って
僕の見える世界は 明るいのだけど
見えてる様で ただ白いだけ
物の形 存在は定かではありません!
霧の中を歩むような 不確かしさ・・?
白い闇です。

 両親のお墓参りに向かいます。
プールの駐車場を横切って JAの正面を貫け
国道に出ると近道です。
 プールの駐車場に入って右に曲がると・・
JAの建物にぶつかる桜並木になるはず??です。
だが桜並木の所に行けません!
ウロウロ ぐるぐる いつもならトレクンが
自然にその道を目指して歩いてくれるのですが・・
周りが真っ白で 建物の検討も着かず
脱出できません。
 其処に一台の車が入ってきます。
すいませんJAの方に行きたいのですが・・って
助けを求めます。
親切に JAの建物の角まで案内してくれます。
あー、やっと国道に出れます。

倹約連休

 3日 松山へ行った時
連休の混乱を予定して早めに出かけましたが・・
松山ICは渋滞1.3キロ待ちとでています。
のろのろでゲートの所に着く頃は
10キロ渋滞に成ってます。
が、高速道が混乱の割には街中は人出もまばら
デパートもカラカラです。
店員さんが・・景気回復と政府は言うが
全然駄目ですよ!と渋い顔です。
皆さん 此の爽やかな季節 山や海で
山菜どりや 貝ほりで家計の助けと頑張ったり
公園や動物園でのんびりしたのでしょう。

 近くのスーパーの弁当コーナーが
賑ってました。
倹約時代といいつつ弁当は手作りしない!

美味しそうな鯉幟!

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 姪の娘が幼い頃・・
谷川にロープを渡して
沢山の鯉幟をたなびかせる居る様を見て・・
鯉幟 干してるね!って言います。
庭に干す洗濯物に似てたんでしょう。

 あの鯉幟の飾り方って今一・・
僕は雄大な鯉には見えず。
小川のメダカの群か・・
海岸に干されているメザシにみえますが?
 あっ!でも 此の頃は川の流れの中に
浮かべている所もあります。
うーん 此れだと納得!
渓流の美しさも見れて良いかもです。

 先日 骨董店で端午の節句の床飾りを見つけて
我が家の坊や?の為に買ってきます。
鯉は張子に縮緬が張られ
ちょっと撥ねた感じに尻尾がくねっていて
何だか美味しそうに見えます。
だがトレ君は関心無し!無視
柏餅でもくれ!って感じです。

みどりの日

 桜の花が終わって 暫くすると
突然 新芽が吹いて 新緑です。
トレ君と僕の ケヤキ並木の散歩道の
木々も棘の様な枝先から 突然 緑の噴水!
ばーっと空に小さい葉っぱをまきちらします。

 でも 角の一本が芽吹きません!
未だ若々しい木だったのに・・枯れたのでしょうか?
昨年 秋までは確かに元気に葉を繁らせていたのに・・
何故か此の春は目を出す力が無かったのです。
 人間にも 時に若い力を失って・・
ある日 消えてしまう事があるように
此のケヤキも 昨日切り倒されて無くなってしまいます。
此れから夏に作ってくれる木陰も無くなります。
暑がりのトレ君 如何しよう!

GW? 大型連休?・・

 テレビでゴールデンウィークですね!
って タレントさんが言ったら・・
大型連休ですね!って
アナウンサーが言い直してた。
GWって言葉は今は古いのか? それとも
差しさわりが有るのか?NHKでは使わない?
そんなムードを感じました。

 今日は休日恒例の松山に行った。
デパートで買い物・・
 煽てられて赤いズボンを買った!
美味しいランチを・・
 ステーキ重なる物を食べた!
おやつのケーキを買って・・
今日はおまけのアンティークショップに寄って
 グラス半額セールで鉛ガラスのゴブレットを買った!
正にゴールデン ツアーを楽しんで帰った!
いや 大型ツアーの大判振る舞い楽しんだ・・!

夜の散歩

 駅前にカフェ・スタバーを見つけます。
だが満席 うーん テイクアウトで仕方が無いか?と
うんざりしてたら・・ウェイターさんが三人席を作ってくれます。
あー ほっと一息 席にへたり込みます。

 こう言うカフェも安く無いだなぁ!とK君
以前から在る セルフのカフェほどや少ないですが・・
おしゃれなメニューが有ります。

 LEDアートはコンセプトは違うけど
クリスマスイルミネーションほどにも迫力も刺激も
無かったような・・
 しかし 僕にとっては 夜の公園の森
波打つ川の船下り・・
幼い時から 夜盲だったので それらは全然経験無し
かなり 心が揺さぶられました。
何か 作品のインスピレーションが湧く気配!
 で LEDアートフェスティバルの
レポートを終わります。
トレ君はカフェのテーブルの下で
俺も疲れたぞー コーヒーを飲ませろー!と
むにゃ むにゃ へたって寝言です。