手引きが必要?

 前にブログで駅の乗降の時、
介助のサポートを受けられない不安を書いたら、
盲導犬が居れば列車のドアを探したり、
空席を見つけたりは出来ないのか?と、
意見が有ります。
テレビで見た盲導犬は出来るのに、と、言われます。
トレ君も列車や車のドアを見つけてくれるし、
空席も探せますが、状況にもよりますね。
其れに此処田舎で、列車で出掛ける事って、
年に二度か三度です。
習慣的に慣れるにはあまりにも間が空き過ぎます。
良く利用する乗り物なら不安は無いのですが・・
短い停車時間に七番乗車口を見つけ、
ホームとの間隔を探りながら乗るのは不安です。
隙間に転落しては大変、迷惑も掛けます。
その場に人が居たら、人の好意に頼る事にします。

 あの日は駅員さんも居無い、乗る人も少ない
一番列車で不安でしたね。
でも、一人乗る人が居て声を掛けて頂き助かります。
座席は指定だったので、
「四番のD」と、言ってもトレ君には無理です。
数字もアルファベットも分かりません。
乗りなれてると、前から四列目の海側の席と理解して
前から順番に座席を探っていけば行き着けます。
でも、列車は直ぐ発車して、通路は狭く揺れてます。
探る手が座席に座って居る人の頭や体に触れて
申し訳ない事にも成ります。
だから声を出して、誰かに案内してもらいます。
 でも大体、「其処 其処」「そっち、そっち」とかの
指示が多いです。
そっちやこっちの言葉では分かりません。
きっとその人は、僕に向かって
指で指し示してくれているのでしょうが・・・
其の上、盲導犬が居るのに分からないのなぞ
と、言われてしまうと・・・

 そんな程度の事でめげてはいけない、
落ち込んでる場合では無いと思うのですが、
盲導犬はこう有るべきだ!と、上から目線で
決め付けられると凹みます。
そして何だかトレ君との間を中傷された様で
悲しく成ります。