逍遥所にて・・・!

 イヌ吉!って本を見つけます・・
僕のハンドルネームがワン吉なので 興味が湧き
サピエから取り出して読みます。
 徳川綱吉 犬公方と呼ばれた将軍の
治世の時 江戸の外れに設けられた
野犬収容所で働く犬好きの女 お吉の物語です。

 犬公方さんや生類哀れみの礼!などしってましたが・・
野犬収容所の事は知りませんでした。
10万頭もの犬が集められていたとは・・?
犬には真綿の布団が与えられ 白米の粥を食べさせていて・・
働く物はコモを被って寝、雑穀米を食べてた!と言うのにです。
病気や怪我や彼是で沢山の犬が無くなります。
犬の墓地の風景には 以前見たナチドイツの収容所の
丘いっぱいに広がる 侘しい風の吹きぬける 連なる墓標の
寂寞とした情景を 思い出してしまいました。
寝る所を与えられ 御飯を貰っても
果して犬たちは幸福だったのですか綱吉さま!

 犬達を送る日 
此の命 灰になる為に生まれて来たんじゃ無い!
読み始めてみると 我が地
愛媛県 動物愛護センターの話しでした。
野に放されたり 不要ななったと持ち込まれた犬猫の
収容所の殺処分の現場で働く人の心情を創めて知りました。
 犬達は最後まで 飼い主さんが迎えに来てくれると信じ
待っているんですよ!と話せれてました。