盛夏が行く・・

2020念の 聖火が西へと進んでいます。 中継もニュースも少なく ひっそりとした  聖火リレーです。
13年前の 僕の聖火リレーは5月でしたが 長野の5月は 桜も咲き残り林檎の花も咲いています。
とても美しい高原の町です。リレー当日は 薄曇り 徐々に 怪しい雰囲気で リハーサルのころは ぽつぽつ 落ち始めます。 半ズボン 半袖シャツは 寒い!
 沿道には たくさんの人が詰めかけはじめ 政治的闘争もあり あっちとこっちで アジテーションの 飛ばしあい  トレ君 大丈夫だろうか? この轟音に驚いて 立ちすくんでしまったら そうしたものだ六か 不安が よぎります。
 僕の盛夏受け継ぎは 大使から舞台上での 点火式となっています。 5名の  ふぁイやーーアテンダントに守られ 大使の火が 僕のトーチに点火されます。 スタートの合図で 舞台から坂を下り 道路に走りこみます。 地響きのような声援やら 何やら ゴーっというような 音に 空からは幾台ものへりっこぶたーがブルるんぶるるん 物凄い騒音に包まれ 体格のいいアテンダントが右に二人 左も二人 後ろも独り に囲まれて進みます。 トレ君 大丈夫!! ごっつい軍隊靴で 足が踏まれるのではと心配します。 ただただ下向きに 前へと進む トレ君の様子を感じられます。 ほっとしたとたん 後ろのアテンダントさんから トーチが下がっていると 肘に 指令が入ります。