混ぜ寿司

 夕方 突然親戚から 混ぜ寿司が届きます。 小エビの混ざった 濃い味の 混ぜ寿司でしたが 上に 薄切りの 柚子が乗っていて 酢っとした 香りが漂っています。      ははのつくってくれた 混ぜ寿司は もっと素朴な味わいで 大好きでした。 いつも すし飯を混ぜ混ぜするときから 台所に入って  すし飯をうちわであおぐとか手伝ったりして つまみ食いもするけれど 3ばいも お代わりしました。  もう 母が亡くなって40ねん 一緒に過ごした 年月を  遥かに超えてしまいましたが 混ぜ寿司を食べると 母の味が恋しくなります。
 味噌汁でも造ろうかと思ったが もらった 混ぜ寿司には  お茶でいいかと 食べました。
 時に 混ぜ寿司を食べたくなって スーパーや産直市で買うのですが ご飯が べとべとしていた李 甘すぎたり これ というのにはであいません! 心の中で おかーさん と 叫ぼうか!?