変貌する環境

  昨年の天候で 徒長した庭の木々を シルバー選定隊に 切り込んでもらいます。
 お隣から 庭のシンボルツリーに残してある 南京櫨を切り詰めてしまったら どう!と 言ってこられます。
 隣に面した中庭は  父が瓢箪池をを掘り 枝ぶりのいい松の木を植え 水辺風情を持たせツツジやツバキの低木に 時々の花も添えて 小道を巡らせ 季節を楽しめる 回遊式庭園の真似事のような庭を造り 楽しんでいたのですが・・・  父が逝ってしまってからは 松は 手入れが大変だから すくすくと伸びた ふゆなりは雷が 落ちるかも 夾竹桃や貝塚は 茂と 部屋が暗くなるでしょう とか いろいろ言われ切り倒されてしまいます。  そうそう 目の悪い ワン吉が落ちるかも などと 庭のイケも 埋められてしまいます。  この頃の風潮としては 庭は手入れが手間なやっかい物扱いです。  以前は 柿 イチジク 橙 枇杷など どこの家にも植わっていた果物も いつの間にかなくなって着ています。  そのうえ 手時価で間に合わす 葱 三つ葉 蕗  なども育てたりしていません。 
そんなことで 庭は駐車場のために整備され 草の生えないように コンクリートを張られ すっきりはするが 物寂しい 住宅地に なっていきます。
 我が家の 中庭は 一本のツバキの木と 南京ハゼノキが ぼっそっと 立っているだけの庭になってしまっています。 それでも 一本の 南紀櫨が 目障りなのか 着ればいいのにと お隣から シルバーさんに 言い張っています。
 その理由は 小鳥が集まってくる とか 蜂が巣を作るとか そんなことになっては 迷惑です。と 言う理由です。
あーぁ それでいいのか 和我らの青い地球は??