変貌する景色

 先ほど 激しい雷雨でしたが 上がったようなので 散歩に出かけました。 道は 水たまりで バシャバシャしてました。
 まだ 取り残されてある ベンチで休憩です。 子供のころには 今目の前の メイン道路になっているところは 田んぼだったし その向こうには 清流の流れる 小川がりました。  その もう一つ向こうは 我が家の 田んぼでした。 だから 親について 田んぼに来た時 この小川で遊びました。 此処から200mほど上流に  湧水が噴き出しているところがあり 其の 綺麗な水が流れてくるので 澄み切った川底の砂地に シジミが たくさんいたりするのです。  戦前には 近所に  肺病のおじいさんがいたので 体にいいからと 姉たちは そのシジミを拾って とどけてあげていたと 話していました。  石済みの間には プラスチックの おもちゃのような 赤い小さな 川蟹が隠れていたりします   それを 萱釣り草で吊り上げ遊びました。
 今では 何軒も無効になってしまいましたが その頃は わが 家まで は 一軒も家が無く 実と失せておりました。