スリーセブンの七夕ー2

で 幼いころの思い出など書いてます。 そのころは 夏休み真っ只中の ひと月遅れで 8月7日に 七夕でした。
 親が どこからか調達してきてくれた 笹が 前の日には 庭先に出した 円台に 左右に 1本づつ たてられて在りました。
さぁ 七夕の日の朝です。 小瓶をもって 里芋の畑に行きます。 里芋の大きな葉っぱに 朝露が コロコロ転がって 神々しく有ります。 それを持参の小瓶に移し取って帰ります。 朝露で墨をすって 短冊に願い事など核と 字が上手になるといわれ その気で取り組むのです。
最初は 織姫様 彦星様 天の川 とか 割と シンプルな文字を書いていきます。 そのうち 頭がよくなりますように 字が上手になりますように お小遣いが増えますようにと 願い事を書きます。 夏休みの市区代も 家の手伝いも 真面目にしないで 神頼みだけでは 願い事はかなわず・・・ 頭はよくならず 今に至っております。残念
それでも 沢山の短冊を 笹に 水引で結わえていきます。 姉や母が吹き流しを作ってくれます。 学年が進むごとに 提灯や 折り紙細工で 工夫もされてきて 立派な 笹飾りになります。 で ちょっと 隣近所の笹飾りを冷やかしに行きます。 そのころには 大体どの家にも 子供さんがいる時代でした。