信濃紀行‐11 スイス村

安曇野の朝は天に近い分早いでしょうか。
五時には、澄み切った空から小鳥のさえずりが聞えます。
朝風呂に行きます。今日も晴天です。
冴え渡った空を見ながら、滑らかなお湯に浸かります。
此のまま眠っていたいです。

朝食です。和食は苦手な小鉢がいっぱいです。
味噌や海苔、温泉玉子は温かご飯に乗っけて食べます。
品良くは無いけれど、ご飯にまぶすと美味しいです。
隣りのテーブルから、
ご飯をずるずる掻き込む音が聞えます。
「納豆も有るの?」って聞きますが、
納豆は付いてないようです。
隣りの小父さん達も、何かをご飯に乗っけて、
混ぜ混ぜして食べてますね!

13日 木曜日です。
空気は冷えてはいますが、風の無い分だけ暖かです。
田植の終わった田園を行きます。
田畑の畦には大きな木が繁っています。
瀬戸内の風景には見られません。
「まだまだ土地が安いからだよ!」と、
ガイドさんは言います。余裕が有るのは良いね!

今日は松本に出て、帰ります。
途中、アルプスを背にしてスイス村が在ります。
教会の様な尖塔の在るドライブインに入ります。
スイスのチョコレートでも有れば買いたいのに、
日本の物ばかりです。何故??スイス村でしょ!
干しイチジクを売っていたので珍しいので買います。
スイス風の建物のワイナリーや牧場が在ったりもします。
でも、何処か寂れた感じがします。
乗馬体験が出来る!と書いてますが、
馬が痩せていると言うので乗るのが可愛そう。