21・28日午後 此処に地終り 海始まる
午後は ユーラシア大陸 ヨーロッパ大陸の
最西端ロカ岬に向かいます。
此の岬から 一枚の絵葉書を 間違えて送った事から
始まる 宮本輝著 此処に地終り 海始まる の
小説があります。
先ず 其の引用された詩文が刻まれた記念碑を触ります。
其れから岬の最先端に立ちます。
強い風が吹いていますが・・其れほど荒い波でもなく
島影は無く 陽光に白く光る海が 何処までも
ドラマチックな気分を誘うでも無く ただ開けています。
ロカ岬の絵葉書を受け取った彼女は・・
一度は 行ってみたい!と彼に言います。
如何って事無いとこだよ!越前岬の方が よほど良い!
と、彼は彼女に答えます。
海に囲まれて暮す我らには 幾らでも感動的な岬を
目にする事が出来ます。
ずーと昔 地球が丸いと考えられて無かった頃
此処で陸地は果て 其の先には 滝のように海の水が
流れ落ちる!と思われていた頃には
此の穏やかな岬にも 強い思い入れが有ったのでしょう。
オフィスで記念の証明書が発行されています。
此処に地終り 海始まる!の詩文がポルトガル語や
英語などで印刷された広い紙に 今日の日付を入れてくれます。
僕は其の紙の印字が全然見えなかったので・・
犬なら犬らしく マーキングのみしてきました。