25・28日 夜 宿命の歌ファドを聞きながら・・
ファドレストランに入ります。ひっそり
今夜は我らだけでしょうか?
ディナーの皿が出て 暫くするとギターの調律が始まり
突然に歌です。
皆さん 急いでおしゃべりを止め 集中です。
朗々と歌い上げると言うのでもなく・・
せつせつと 歌い込む って感じでもなく・・
どう表現すれば良いのか?
柔らかいのに強い 強いのに悲しみのある
男性歌手の歌声が館内に そして心に響きます。
いいねー! って我らは うなづき合います。
感動の拍手です。いつの間にか館内は満員のよう
あっちこっちから歓声も飛びます。
ポルトガルの伝統音楽ファドは宿命や運命を歌っているとか・・
三曲歌って 間が有り 次は女性歌手です。
あれっ!聞いたような歌声です。曲の合い間に
藤圭子さんに似てたね!演歌だ!と 誰彼と無く言います。
彼女もRPだったんだ!って話も出ます。
目が見えなく成って!と報道されてました。
我らと同じ網膜の難病だったんですか?
もう一度 頑張って 宿命の歌 ファドを歌って欲しかった!です。
第三ステージが始まります。また女性歌手です。
皆 ちょっとがっくり 男性歌手を聞きたかったのです。
三十分おきに ステージが変わり 夜中まで続きます。
もっと もっと素晴らしいファドが聴けるのでは?と期待です。
しかし 我らは明日が早いのでココラで引き上げます。
せめてCDを買いたい!売ってないそうです。
なんて商売気の無い! 気持ちは残るが・・残念