負傷兵ですか?

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松江の夜明けです。
駅前ホテルの9階から見る松江の街は広々としています。
此処から向こうには高い建物も見えません。

朝食はバイキングです。
スタッフさんが沢山取って来てくれます。
今朝は頼りのみほりんさんが居ないので、
パンやウインナーなどほとんど手づかみで食べます。

今日は(13日)倉吉に向かいます。
駅に着くと、鳥取からトラベルボランティアの方々が
迎えに来てくれています。
今回は島根県と鳥取県の共同事業です。
僕の担当ガイドさんは、一昨年「盲導犬と泊まる和旅館」の
企画でお世話に成った、小梅さんです。
小梅さんは其の時の経験を生かして、
ポケットのいっぱい付いた洋服にわんちゃんグッズを
直ぐ出せれるように用意してくれています。
自分でも言ってましたが、大粒の小梅さんで、
とても頼りがいの有る人です。

賑やかに話し弾んで、我ら一行は
のんびりした雰囲気の列車で倉吉に向かいます。
「こんな姿の人、昔見たよね」と、
白い三角巾で手をつって、サングラスを掛けて、
傷だらけで旅している僕の姿を見て誰かが言うのです。
そうそう戦後、よく見かけた
傷痍軍人さんの事を言っているようです。
極めつけは「そうだ、白い犬もつれてたよね」です。
ワン吉は負傷兵になってしまいます。