って事で、夕食の時も
担当の着物姿の仲居さんが、
我らの部屋に付きっ切りで面倒を見てくれます。
「今日は特別だからね」と、
右手を怪我している僕の為
ゆで蟹の身をほぐしてくれています。
そうですね。山陰の旅館のご馳走には
きっと、蟹が出るだろう!と、思っていました。
右手が使えないし、前歯が二本欠けてるし。
唇は三針縫ってるし・・・未だ痛いし・・・
うーん!どうやって食べるかな???と、思案でした。
あー、もう お皿には白い身が山盛りです。
料理は、和洋中と盛り沢山です。
宍道湖よりかなり大粒の蜆汁もあり、
悪戦苦闘で平らげます。
栗おこわも有るのに、白いご飯も出ます。
満腹で其処まで食べれません。
仲居さんは「トレイスちゃん」と、トレイス君の名前も
直ぐ覚えてくれてます。
我ら一行の顔と名前も完全に覚えてます。
其れがプロと言うものですか・・・