たじたじですが、気を取り直して・・

昼食を終えて外に出ます。
ぶる!汗をかくぐらいのレストランでしたから
雪の外は「さむい〜」 冷え冷えです。
そうそうトレイス君にトイレをさせなくっては、
此れから一時間、此のおもちゃの村の観光です。
「すみません、トレイスの
オシッコさせれる様な所在りませんか」と、
レストランの入り口辺りで誰とはなしに聞きます。
するとです、「皆、初めての所だから分る訳無いでしょ」と、
O女史の一言です。えー!何、その答え!たじたじです。
でも、誰かが「此の辺りだはどう」と、
大通りの脇道を教えてくれます。
無事オシッコ完了です。

何だか気分は萎えますが、しょげって居ても仕方が無い、
景色に買い物、観光を楽しみましょう。
まず玩具博物館です。暗い!
此処では車椅子さんに掴まらせて頂かねば危ないです。
暗い上に細かい玩具ばかりで見えません。
車椅子のWさんが「お土産を買いたい!」と、言うので
そのまま村の通りへ着いていきます。
通りに面した家の窓辺に、それぞれ特徴のある
玩具を並べて売って居るようです。
車椅子のWさんは美術の先生です。
何か良い物を見つけてくれるでしょう。
僕の視力では、自力で物を見つける事は出来ません。
Wさんが見つけた物を触れせて貰い、説明をしてもらい
それで何とか理解出来ます。
木で造られた、雪だるまなどオーナメントを
幾つか買うことが出来ます。
お金は後から着いて来ている添乗員さんに見てもらって
支払う事が出来ます。

次は動物がモチーフの玩具です。
「犬のオブジェは有りませんか?」
「熊なら在りますよ」と、店員さんのお答えです。
うーん!熊と犬は違います。
トレイス君に似た犬のおもちゃ無いですか?